今日から「Japan’s formula for life satisfaction – 人生を豊かに満たす処方箋」を読んでいます。
Stretched out across the seat on the late-night train, fast asleep and far from the sounds of his ringing phone, the man opposite me was oblivious to the hard stares of his neighbouring passengers.
深夜電車のシートで伸び伸びと熟睡する彼には鳴り続く電話の音も遠い、私の向かいの男性は、隣の乗客の凝視にも気づいていなかった。
oblivious「~を忘れて、~に気づかずに」。
This was no drunk student returning from a night out, however.
だが、それは夜遊びから帰る酔っ払いの学生ではない。
His smart suit may have been dishevelled and his polished shoes abandoned on the floor (a habit impossible to shrug off even in the depths of drunkenness), but he was a salaryman, and a seemingly successful one at that.
イカしたスーツは乱れた様子で、ピカピカの靴も床に脱ぎ捨ててはあるが(習慣は深酔いしても無視できないのだろう)彼はサラリーマン、それなりの成功者に見える。
dishevel「振り乱す、乱す、しわくちゃにする」。
shrug off「無視する、~を振り捨てる、身をくねらせて脱ぐ」。
This is a common sight when exploring Tokyo late at night: the sprawled-out bodies of corporate workers can be found draped across benches, slumped in doorways and dotted around train stations.
これは夜更けの東京探索ではよくある光景:大の字になった企業労働者たちの屍は、ベンチに横たわり、出入り口に崩れ落ち、駅の周りに点在している。
slumpe in「~にくずれるように座る」。
Their incongruous forms have been popularised on Instagram accounts and captured by photographers, feeding the world’s curiosity.
彼らの奇妙な姿は、インスタグラムで広まり、写真家によって撮影され、世界の人々の好奇心をそそっている。
incongruous「調和しない、~と釣り合わない、矛盾した、つじつまの合わない、不適当な」。
Working long hours and encouraged to go drinking with colleagues after leaving the office, many miss trains home and spend the night on the street instead.
長時間労働し、退社後に同僚と飲みに行くことを奨励され、終電を逃してしまったなら路上で夜を過ごす。
While initially comical, their perpetual presence is a disquieting reflection of a nation obsessed with work.
最初のうちは滑稽だったが、彼らの存在とは、仕事に取りつかれたこの国の不安の反映ではないだろうか。
disquieting「不安にする、心配させる、不穏な」。
電車で眠りこけるサラリーマン・・・疲れているんですよね。
財布をスラれるような心配も少なく、乗り物内での緊張感は諸外国の人々に比べるとゆるいかもしれない。
私も結構、寝てました・・・終電だけは(乗り過ごしが怖いので)絶対起きてますが。
終電で帰る人の多くは、一杯飲んでいたりするので、それも寝てしまう要因の一つかな~と思います。
しかし昨今はグッスリ寝ている(他人の)姿が、インスタでさらされるんでしょうか・・・自分の姿がないことを祈ります(汗)。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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