先日から「The Arctic Circle: A new frontier for sustainable wine -「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」を読んでいます。

北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア


・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(1)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(2)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(3)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(4)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(5)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(6)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(7)
・「北極圏:サステイナブルワインの新たなフロンティア」(8)

Growers located closer to the poles have a clear advantage when it comes to making white and sparkling wines.
極点に近い生産者は、白ワインやスパークリングワインの醸造においては、明らかに有利になっている。

“You can say that Nova Scotia is a carbon copy of Champagne 25 years ago,”
「ノバスコシア州は25年前のシャンパーニュ地方のコピーと言えます」

said Jean-Benoit Deslauriers, head winemaker of Benjamin Bridge in Nova Scotia, Canada.
と語るのは、カナダ・ノバスコシア州のベンジャミン・ブリッジのワインメーカー、ジャン・ブノワ・デローリエ氏。

“As things migrate with the climate crisis, all of a sudden we have this textural lushness in our wine that is a by-product of a longer growing season.”
「気候変動で物事が移行するにつれ、突然、私たちのワインには、長い生育期間の副産物である、質感の豊かさが出てきました。」

Jones agreed.
ジョーンズも同意見である。

“Maybe not an absolute carbon copy but very close,” he said.
「完全なコピーではないかもしれませんが、非常に近いものがあります」と彼。

“Similar to the United Kingdom, Nova Scotia has warmed enough over the last 25 years to have longer growing seasons that allow fruit to ripen to levels seen in Champagne a few decades ago.”
「英国と同様に、ノバスコシア州も過去25年間で十分に暖かくなり、生育期間が長くなったため、数十年前のシャンパーニュ地方で見られたレベルまで果実の熟成が可能になりました。」

The shift in growing conditions might sound romantic, but winemakers up north are careful not to glorify the effects of climate change.
この栽培条件の変化はロマンチックに聞こえるかもしれないが、北部のワインメーカーは、気候変動の影響を美化しないよう努めている。


glorify「栄光をたたえる、賛美・称賛する、栄光・名誉を与える、実際以上に美しく見せる」。

“Climate change is more of a problem for others than a benefit for us,” stressed Svensson.
「気候変動は我々のメリットよりも、他の人たちにとっての問題の方が大きい」とスベンソン氏は強調する。

While producers in colder climates are spared from intense heat waves, they have their own set of challenges like early frost, mildew and rot.
寒冷地の生産者は猛暑を免れる一方で、早霜、ベト病、腐敗など、独自の課題も抱えている。

Exceptionally frosty springs can cause bud damage to the vines, and cold weather can ruin entire harvests.
格段に凍てつく春はブドウの木の芽を傷め、寒さで収穫が台無しになることもある。

“In Ontario, they’re estimating this year that the crop level will be down by 50% because of winter damage,” said Inglis of the Canadian wine industry.
「オンタリオ州では冬の被害により、今年の収穫量は50%減になると推定されています」と、カナダのワイン業界のイングリス氏。



なるほど~、冷涼な気候はワイン作りに良い面もあるけれど、温暖な地にはない問題も抱えていると。

確かに物事には表と裏が必ずセットですよね。

そして寒い地域でワイン作りがしやすくなったことより、他の面での影響が大きいので、これを喜んでばかりはいられない・・・それも確かにその通りですね。


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