今日から「The scandalous roots of the amusement park -「遊園地のスキャンダラスな起源」を読んでいます。
Disneyland Paris, which celebrates its 30th anniversary this year, offers a magical realm in which to lose oneself for a few precious hours or days.
今年(2022年)30周年を迎えるディズニーランド・パリは、貴重な数時間または数日間を無心で過ごせる魔法のような空間だ。
It is the epitome of wholesome family entertainment, and yet its origins can be traced back to a far more hedonistic type of park, the Pleasure Gardens of Regency England.
その起源は、もっと享楽的なタイプの公園、摂政時代のイギリスのプレジャー・ガーデンにまでさかのぼれる。
regency「摂政政治、執権職、執政期間、(英国の)摂政期」。
But while the entertainment on offer in such gardens might have made Walt blush, and that offered by Disneyland and the countless theme parks it inspired is certainly chaste,
だがそうした庭園で提供される娯楽はウォルトを赤面させたかもしれず、ディズニーランドやそれに触発された無数のテーマパークが提供するものはもちろん清らかだが、
chaste「(肉体的に)純潔な、貞節な、処女の、(思想・言動の)みだらでない、純正な、上品な、簡素な」。
the history and evolution of such venues illustrates our never-ending desire for environments in which we can cast aside reality and immerse ourselves in fantasy and fun.
その歴史と進化を見ると、現実を捨ててファンタジーと楽しみに没頭できる環境を求める、人間の終わりなき欲望を示している。
The earliest amusement park is thought to be Dyrehavsbakken in Denmark.
最古の遊園地はデンマークのデュアハウスバッケンと言われている。
When a natural spring was discovered there in 1583, it attracted large crowds who brought entertainers and vendors with them.
1583年にそこで天然温泉が発見されると、芸人や物売りを引き連れて多くの人が集まった。
However it was London’s Pleasure Gardens that transformed the concept of leisure.
しかしレジャーの概念を変えたのは、ロンドンのプレジャーガーデンであった。
Offering an environment in which societal norms could be cast aside, if only for a few hours, they captivated the public with their heady mix of culture, fashion and vice.
ほんの数時間、社会的な規範を捨て去れる環境を提供し、文化、ファッション、悪徳が混在するその場所が人々を魅了したのだ。
societal norms「社会規範」。
captivate「魅惑する、うっとりさせる」。
わくわくする序章であります(笑)。
遊園地、テーマパークのCM等では、確かによく「日常を忘れて」というキーワードを見かけます。
人には、ふっとそうした非日常の世界に没入したい欲望があるということなんでしょうね。
手近なところでは、一時、ふんわりと夢心地になれる飲酒もそんな気がします。
子供時代の遊園地がとても楽しく思い出に残るのも、(健全な・笑)非日常体験のせいかもしれませんね。
早速読んでいきましょう!
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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