先日から「The simple maths error that can lead to bankruptcy -「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」を読んでいます。


・「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」(1)
・「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」(2)
・「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」(3)
・「ヘタすりゃ破産!?単純な数学の勘違い」(4)

One team of researchers recently analysed US judges’ decisions on whether or not to grant asylum to refugees.
ある研究チームは最近、難民に亡命を許すかどうかに関する米国の裁判官の決定を分析した。


grant「承諾する、かなえてやる、~を許す・認める・授ける、(願いを聞き入れて正式に)与える」。

Logically speaking, the ordering of the cases should not matter.
論理的に言えば、取り扱う順番は重要ではない。

But in line with the gambler’s fallacy, the team found that the judges were up to 5.5% less likely to grant a case if they had granted the two previous cases
しかしギャンブラーの誤謬に即して、研究チームは裁判官が前の2件を許可した場合、その次を許可する可能性が最大5.5%低まる事を発見、

- a serious decline from the average acceptance rate of 29%.
これは、平均受け入れ率29%から大幅に下がる数字だ。

Consciously or not, they seemed to think that the chances of having the same judgement three times in a row was just too small, and so they were more inclined to break the streak.
意識しているかどうかにかかわらず、彼らは3回連続で同じ判断はまずあり得ないと考えて、連続性を破る傾向が強まったと思われる。


incline to~「~したいと思う、~しがちである、~の気にさせる」。

The researchers next analysed bank staff considering loan applications.
次に研究者たちは、ローン申請を検討する銀行員を分析。

Once again, the order of the applications made a difference:
するとまたもや申請の順序で違いが現れた、

the loan officers were up to 8% more likely to reject an application after they had already accepted two or more in a row
融資担当者は、2つ以上の連続した申請をすでに受け入れていると、その次の申請を拒否する可能性が最大8%高まり、

- and vice versa.
逆もまた同様だった。


vice versa「逆に、反対に、逆もまた同様」。


いや~、ローンもそうですが、亡命申請などはその後の人生に大きく関わる事ですよね~、それが判断する側の先入観で決まったら・・・うーん。

でも逆にそれによってラッキーな結果を得る人もいるので、まあ広く考えれば平等なんですかねえ。

頭では分かっていても、その先入観に逆らうのは難しいのでしょうね~。

これから色々なアポイントの順番とか、気になってしまいそうです。


もし今、私が家族や友人から「どうしたら英語が手軽に学べるか?」と聞かれたら、真っ先に勧めたいのが「スタディサプリENGLISH」です。

理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。

私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!

私の英会話教材体験記