先日から「Why fabric fraud is so easy to hide -「布地の偽装はバレにくい」を読んでいます。

布地の偽装はバレにくい


・「布地の偽装はバレにくい」(1)
・「布地の偽装はバレにくい」(2)
・「布地の偽装はバレにくい」(3)
・「布地の偽装はバレにくい」(4)
・「布地の偽装はバレにくい」(5)
・「布地の偽装はバレにくい」(6)
・「布地の偽装はバレにくい」(7)

For retailers wanting to verify the authenticity of their products – or simply stay on the right side of new legislation
製品の真偽を確認したい、あるいは単に新しい法規制に対応したいと考える小売業者にとって、

- forensic and additive-tracing technologies provide a way to track fibres through a supply chain.
法医学的な添加物トレーシング技術は、サプライチェーンを通じて繊維を追跡する方法を提供する。

Isotope analysis, for instance, involves finding a fibre’s unique environmental fingerprint to verify its geographical origin.
例えば同位体分析では、繊維に固有の環境的特徴を見つけ出し、その繊維の産地を確認出来る。


isotope「同位体(元素)、アイソトープ」。

It works by taking advantage of slight variations of common elements known as stable isotopes.
これは安定同位体と呼ばれる、一般的な元素のわずかな変化を利用したものだ。

The amounts of those stable isotopes present in the environment vary depending on factors including climate and soil conditions.
環境中に存在するそれらの安定同位体の量は、気候や土壌の状態などによって変化する。

Some naturally occurring oxygen atoms happen to contain an extra two neutrons, for example,
例えば自然界に存在する酸素の中には、たまたま中性子が2個多いものがあり

and the ratio of oxygen-16 (the typical, most abundant type of oxygen) with oxygen-18 (the one with an extra two neutrons) changes depending on temperature, altitude, and rainfall.
気温や標高、降水量によって酸素16(最も多い典型的な酸素)と酸素18(中性子が2個多いもの)の比率が変わるのだ。

When plants and animals grow, they absorb stable isotopes into their bodies in the same ratios that those isotopes are present in the environment.
植物や動物が成長する際、環境中に存在する安定同位体と同じ比率でそれらが体内に吸収される。

They also absorb trace elements, such as potassium and zinc, from their soil, water, and feed.
さらに土や水、エサからもカリウムや亜鉛などの微量元素を吸収している。

By measuring the levels of these stable isotopes and trace elements in the raw material from a specific farm, forensic tracing companies create an individual fingerprint for that fibre.
法医学トレーシング会社は、特定の農場の原料に含まれるこれらの安定同位体や微量元素の濃度を測定することで、その繊維の個別の指紋を作成する。

Later, fabric samples taken from the supply chain can be analysed and compared to those stored fingerprints.
その後、サプライチェーンから採取した生地サンプルを分析すれば、保存されている指紋と比較が出来るというわけだ。



繊維を科学的に分析して、その出所を突き止められると。

ただラベルの記載を当てにするのではなく、そのものを調べてしまえば、その繊維の全てがはっきり分かるということなんですね。

結構コストはかかりそうですが、フランスの法律に沿った製品を売るには、自分たちで一から調べるよりも、この方法を採用する方が良いと判断されるんでしょうか。

そうするとここにまた新しいリケンと、不正の温床が出来そうな気も・・・しなくもないですが(笑)そこは日本とは違うんでしょうかね。。。


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