昨日から「Why your balsamic vinegar is likely fake -「そのバルサミコ酢、本物ですか?」を読んでいます。

そのバルサミコ酢、本物ですか?


・「そのバルサミコ酢、本物ですか?」(1)

In 1860, Francesco Agazzotti, a Modenese nobleman and balsamic aficionado, wrote a detailed account of the production of traditional balsamic vinegar in Modena in a letter to his friend Pio Fabriani.
1860年、モデナの貴族でバルサミコ愛好家であったフランチェスコ・アガッツォッティは、友人のピオ・ファブリアーニに宛てた手紙の中で、モデナにおける伝統的なバルサミコ酢の製造について詳細に記している。


aficionado「(娯楽などの)凝り屋、(熱烈な)ファン」。

This document is the basis of the method used today for production of the Protected Designation of Origin (DOP) product, emblematic of Italy’s artisanal gastronomy.
この文書は、イタリアの職人的美食を象徴する原産地呼称保護(DOP)製品の生産で、現在採用されている方法の基礎となっている。

Every aspect of traditional balsamic making must adhere to this, so producers can use the coveted certifications.
伝統的なバルサミコ製造のあらゆる面においてこれを遵守しなければならず、その生産者は人々の憧れの認証を使用出来る。


covet「むやみに欲しがる、切望する」。

Traditional balsamic vinegar is so expensive that it is served by the drop.
伝統的なバルサミコ酢は非常に高価なため、一滴単位で提供される。

A mere 100ml bottle can be priced starting at €125.
わずか100mlのボトルでも価格は125ユーロ(約2万円)から。

The region’s production is limited to only about 8,000 litres annually.
この地域の年間生産量はわずか8,000リットルに過ぎない。

Yet, it is hard to comprehend the long-standing tradition and the gastronomic complexity underlying this remarkable product.
しかしこの驚くべき製品の根底にある長年の伝統と、美食の複雑さを理解するのは難しい。

Confusion thrives in the market due to labelling strategies and ignorant use of terms in mass-market brands, as well as counterfeit and low-grade products.
大衆ブランドにおける表示戦略や無知な用語の使用、また偽造品や低級品のために、市場では混乱が蔓延している。

Balsamic vinegar that is not labelled “tradizionale” (traditional) is a blend of wine vinegar and grape must, made from grapes with no particular provenance and aged in wooden or steel barrels for just a few months.
「トラディツィオナーレ(伝統的)」と表示されていないバルサミコ酢は、ワインビネガーとブドウ果汁のブレンドで、特定の産地を持たないブドウから造られ、木樽または鉄樽でわずか数ヶ月熟成させたものだ。



いや~、私がスーパーで見かける2,000円のバルサミコ?酢も、充分美味しいと感じますが、本当の本物はその10倍のお値段であると。

そりゃあ「一滴」ごとの提供になりますね。

私の周りで見かける、そして購入できる価格帯のものは「バルサミコ酢に似せたワインビネガー」ということなんでしょうか。

充分美味しいので個人的にはまあ良いかな?と思うんですが、本家本元を守る意味で、呼称はちょっと変えた方が良いのかもしれませんね。


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