ホワイトカラー シーズン1 第13話より:

I’m kind of in the middle of something right now.
今ちょっと取り込み中なんだ。


女性捜査官ライスと誘拐犯ウィルクスを追っているニール。

面会を申し出てきた犯人と接触するチャンスを得たニールは
指定された場所へ、暗がりの中を歩いていく。

そこへピーターから携帯に着信があり、
ニールの口から出たのが今回のフレーズです。

しかし実はその着信は、ピーターがニールに迫る危険を察知して
その場所へは行くなという警告の電話で

You need to get out of there right now.
今すぐそこから離れるんだ。

Neal, you’re the ransom.
ニール、(犯人の)目当てはお前なんだ。


と、ニールに知らせるも時すでに遅し・・・という場面です。

ransom には「(人質の)身代金」といった意味があり
ウィルクスの真の目的は、誘拐した少女をおとりにして
ニールを拉致することだった、というわけです。

in the middle of something は「取り込み中」。

この回ではピーターもほとんど同じフレーズを使う場面が登場します。

捜査会議中にかかってきた、妻エリザベスからの電話に対して

I’m sorry, sweetie. But I’m right in the middle of something now.
ごめんよ。だけど今ちょうど取り込み中なんだ。


と応答しています。

今回のフレーズは普段の会話でも、
使いたい場面が出てくるんじゃないかな~と思います。

これこそまるっと覚えてそのまま使えるフレーズですね。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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