ホワイトカラー シーズン2 第5話より:

Thank you for the heads up.
教えてくれてありがとう。


FBIでは、ピーターと共に日本国債(Japanese bearer bonds 通称:Samurai bonds)の
盗難事件を調べることになったニール。

今回の捜査には、保険会社であるスターリングボッシュ社の女性調査員・サラも加わることとなったが
実は彼女はかつて、裁判でニールを有罪に追い込む証言をした人物。

彼女は昔ニールのかかわった未解決事件を未だに抱えており、
事あるごとにニールを尋問するのだった。

日本国債の盗難事件には、ハルブリッジという男が関わっており
ハルブリッジはMr.ブラックという謎の男と面会予定であることを突き止める。

そこでピーターたちは、ニールをMr.ブラックに仕立て上げ、ハルブリッジと接触させ
情報を得る作戦を取ることに。

今回のフレーズは、自分をMr.ブラックに仕立て上げ、
容疑者の元へ送り込むという危険な計画を、
初めて知らされた時のニールのリアクションです。

ただしこのシーンでは、素直に「教えてくれてありがとう」というよりも
「へぇ~、そんな大事なこと今初めて知ったよ、僕が当事者なんだね?」
という感じの皮肉交じりのリアクションだと思われます。

heads up は直訳すると「頭を上げる」、
そこから転じて「注意を促す・事前に情報を与える」という意味になります。

今回のエピソードでは他にも

I’ll give her a heads up.
彼女(秘書・アシスタントなど)に事前連絡を入れる。


という言い回しも出てきますので、オフィスでも使えるフレーズとして
覚えておくと役に立ちそうですね。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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