ホワイトカラー シーズン2 第8話より:
He’s pointing fingers at his competitors.
彼は競合他社に濡れ衣を着せている。
ピーターらは、新しいIT技術を開発中だったエンジニア・ヘイズの殺人事件を調査している。
現場の状況証拠や、事件前後の行動記録などから
殺されたエンジニアの働いていた企業のCEO・ケントが怪しいと目星をつけていた。
今回のフレーズは、FBIチームの捜査会議上でのピーターのセリフです。
point finger at~(または point the finger at~)は
「(犯人・責任ある人物など)を指し示す、~を公然と責める・非難する」という意味で
ここではある人物や団体などに責任をなすりつける、濡れ衣を着せる、という解釈になっています。
このやりとりは、以下のようになっています。
He’s pointing fingers at his competitors,
彼は(ヘイズが開発中だった技術の)競合他社に濡れ衣を着せている。
but according to NYPD, he had an after-hours meeting on his calendar with Hayes the night that he died.
だが NYPD によると、彼はヘイズが死んだ夜に、ヘイズと就業後のミーティングを予定していらしい。
according to~ は「~によると」。
competitor は「競争相手」、competitors in business と言うと「商売がたき」です。
今回の competitor は、IT技術開発の競合なので
「競合他社」といった感じになると思います。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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