ブレイキング・バッド シーズン1 第3話より:
take over
引き継ぐ、交替する
最近行き先も告げずに家を留守にしがちの夫・ウォルターと息子・ジュニアに
少し苛立ちを感じ始めているスカイラー。
今日も休みだというのに身重の彼女はひとり家に残り
生まれてくる子供のために部屋の壁のペンキ塗りをしているのだった。
そんな姉の様子を見に来ていた妹・マリーとの会話からです。
You missed a spot right there.
そこ、塗り残してるわよ。(マリー)
Should you be up on that ladder?
もう一段ハシゴを登ってやれば?(マリー)
You’re more than welcome to take over for me up here.
あなたが代わってくれるの大歓迎なんだけど。(スカイラー)
I don’t see why you don’t just get Walt to do it.
こんな事ウォルターにやらせればいいのに。(マリー)
more than welcome はそのまま welcome 以上の「大歓迎」ということで
例えば、誰かにお礼を言われたときの返し言葉として
You’re more than welcome.
いつでも大歓迎ですよ。(どういたしまして)
というのは、言う方も言われる方も心が温まる良い言葉だなと、いつも思います。
そして take over は「引き継ぐ、交替する」という意味で、
このスカイラーのセリフは「代わってくれるの大歓迎なんだけど、やる気ないの?」という
ただ見ているだけの妹に対する当てこすりのセリフになっています。
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