ブレイキング・バッド シーズン5 第7話より:

stick one’s neck out
自ら危険に身をさらす、あえて危険をおかす


ある日、DEAの予算会議に呼ばれたハンクは
その席上でマイクに対する捜査予算が超過し過ぎていると叱責を受ける。

ハンクは、マイクの捜査はブルーメス撲滅に繋がる重要なものだと訴えるが
他の事件に労力を向けるべきだとして
これ以上の予算は認められず、捜査を即刻打ち切るよう命令されてしまう。

I know how good you are.
君が優秀なのは知っている。(上司)

I wouldn’t have stuck my neck out to get you here if I didn’t.
でなければ私は君をここに呼ぶような危険を冒しはしない。(上司)

But you’re not knocking down doors anymore, Bubba.
だがこの件の捜査はここまでにしろ。(上司)

(中略)

It’s one case out of dozens, and you don’t play favorites with it,
いくつもある事件の内の一つだし、特別扱いは許されない(上司)

just because it used to be yours.
かつて自分の担当だったからといってな。(上司)


stick one’s neck out は「自ら危険に身をさらす、あえて危険をおかす」ということで
これはまるでギロチンに首を stick out 「突き出す」かのように
さあやってくれと自ら首を差し出す=「自ら危険に身をさらす」となります。

この上司はこれまでハンクの実力を認めていて、必要な時はかばってきたけれども、
もうこれ以上は駄目だという最後通告をハンクは受けた格好です。

Bubba は brother の略称で、仲の良い男性に対する親しみをこめた呼びかけで
ハンクがこの上司に可愛がられてきたことが察せられます。

play favorite 「えこひいき、特別扱い」。


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