ゴシップガール シーズン1 第18話より:

play-by-play
実況放送、(試合の行方等を)逐一報告する


ダンとジェニーの父・ルーファスはバンドと共に、夏の間ツアーに出ている。

自分の留守中に娘・ジェニーが服飾の専門学校を受験すると聞いていた彼は
そろそろ合格発表があるだろうと電話をかける。

すると母の家に滞在中のジェニーが出て、
ちょうど今、合否の結果が郵便で送られて来たという。

Mom’s out getting bagels, Dan’s at the gallery, and the mail just came.
ママはベーグルを買いに行ってて、ダンはギャラリーに、で今郵便が届いた。(ジェニー)

Well, I appreciate the play-by-play.
そうか、実況放送とはありがたい。(ルーファス)

It feel as if I’m there.
俺もそこにいる気分になれる。(ルーファス)

(中略)

I’m opening it. Hold my hand over the phone.
じゃあ開けるわよ。 電話越しに支えててね。(ジェニー)

I got ya.
よし。(ルーファス)

And… ah! I got it!
ええと・・・あーっ! 受かった!(ジェニー)

That’s great, Jen!
すごいじゃないか、ジェニー!(ルーファス)


appreciate 「感謝する、(芸術などを)鑑賞する」。

そして play-by-play は「実況放送、(試合の行方等を)逐一報告する」ということで
ルーファスはタイミングよく、
ジェニーの合格発表を電話で共有する機会を得たようです。

as if~ 「あたかも~かのように」。

その先のジェニーのセリフ I got it は文脈により何種類かの意味を持つ言葉で
ここでは「合格した、試験にパスした」という解釈になっています。

get には「受け取る、得る、身に付ける、手に入れる」といった意味があり
I got it と言った場合、代表的な意味合いとして
「自分が引き受けます・取ります(受け取った)」、「買った・もらった(手に入れた)」、
「(権利、チャンスなどを)勝ち取った(得た)」などがよく使われると思います。

今回のジェニーの場合は「合格を勝ち取った」というニュアンスの I got it で
とても能動的な印象、努力の末、合格したという感じがよく出ていると思います。



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