ザ・メンタリスト シーズン5 第15話より:

save one’s own neck
命拾いをする、危機を免れる、(負うべき責任を)逃れる


富豪の老婦人・エリースの事件は、調べを進めるうちに、
甥のカーティスとエリースの主治医に容疑者が絞られる。

そこでCBIは二人を別々に尋問し、犯行を自白させようと試みるが
お抱え弁護士を同席させているカーティスは、
リグズビーの提案する取引にも応じる気配はなく、かたくなに犯行を否定する。

Now it’s just a matter of which one is quickest to make a deal and testify against the other.
さて君と医師と、どちらが先に自白をするかだな。(リグズビー)

I’m quite sure that Dr.Reinhardt is signing a plea deal right now,
きっと今頃、医師は取引に応じてるぞ、(リグズビー)

but if your client’s clever enough,
だがもしお宅の依頼人に考える頭があるなら(リグズビー)

he might be able to save his own neck and just serve life without parole.
取引すれば命拾い出来るかも、仮釈放なしの終身刑だ。(リグズビー)

Deal. Unh-unh. I’m innocent!
取引だと。 まさか。 俺は無実だ!(カーティス)


testify「証言する」。

plea「嘆願、請願、言い訳」。

plea deal「司法取引」。

そして save one’s own neck は直訳すると「(その人)自身の首を救う」、
それが転じて「命拾いをする、危機を免れる、(負うべき責任を)逃れる」。

save one’s own neck の持つニュアンスは、本来なら受けるべき罰を免れるとか
情けなくてもとにかく逃げ切るといった、
あまりカッコ良くはない危機の脱し方をする際に使われる事が多いようです。

ここでも司法取引(罪を自白、または誰かを売る)すれば、
とりあえず命だけは助かるぞ・・・という、
もし助かったとしても人には誇れない方法です。

parole「仮釈放、執行猶予」。

恐らく犯人はこの甥か主治医、
ならば事件はこれで一件落着とリズボンは一息つきますが、
ジェーンにはまだ何か引っかかる事があるようです。


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