ブレイキング・バッド シーズン5 第11話より:

do a number on~
~を侮辱する、~をこきおろす、~を騙す


ハンクは、ウォルターこそがハイゼンベルグであると確信を得ているが
周りを納得させるだけの証拠が揃っておらず、身動きが取れない。

そこでジェシーに目をつけ、
彼からウォルターの有罪を立証する証言を得ようと試みるが
ジェシーは中々口を割らない。

すでにウォルターとジェシーの関係にはヒビが入っているとみたハンクが
どうにか証言を引き出そうと揺さぶりをかけるシーンからです。

I wanna talk to you about your partner, Heisenberg.
お前さんのパートナー、ハイゼンベルグについて話そうじゃないか。(ハンク)

See, I know he’s my brother-in-law, Walt.
それが俺の義兄、ウォルターだって事も分かってるんだ。(ハンク)

(中略)

Eat me.
うせろよ。(ジェシー)

Sure that’s how you want to play this?
本当にそんな態度で良いのか?(ハンク)

Why don’t you try and beat it out of me? That’s your thing, right?
何なら俺をブチのめして吐かせてみろよ? それがあんたのやり方だろ?(ジェシー)

… He really did a number on you, didn’t he?
・・・ウォルターはお前を散々バカにしたんじゃないのか、そうだろう?(ハンク)


eat me は「失せやがれ、ばかやろう」といった意味のスラングであり
とても乱暴な言葉なので、実際に口にするのは憚られるフレーズです。

そして do a number on~ は「~を侮辱する、~をこきおろす、~を騙す」ということで
これがどうしてそういう意味になるのか、ちょっと調べてみると
number には「数」の他に「列挙する」とか「自分の得意分野」という意味もあるようです。

そうすると do a number on~ は「~について列挙する」=相手の欠点を列挙して侮辱する、
または「相手に対して自分の得意分野を駆使する」=相手より優位に立つ、こきおろす、
といった意味に・・・想像力を駆使して繋がりました(笑)。

この推測が正しいかどうかは分かりませんが、
どういった形であれ、自分の中で納得いくイメージが作れると覚えやすくなりますね。



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