breathe down someone's neck

ブレイキング・バッド シーズン3 第4話より:

breathe down someone's neck

行動を注視される、(締め切り等が)背後に迫る

ウォルターの義弟であり、麻薬捜査官のハンクは 同僚の殉職に見舞われたテキサス州エル・パソへの赴任を再び命じられている。 表向きは出世コースであるエル・パソ行きを喜んでいるハンクだが 内心では再度の着任にためらいがあり 今手がけている捜査にかこつけて、テキサス行きを引き伸ばしているのだった。 そんな折、直属の上司から赴任催促の電話が入るというシーンからです。

Agent Schrader, you need to be calling me back ASAP.

シュレイダー捜査官、すぐに私に折り返すように。(上司)

I've got Texas breathing down my neck. テキサスから催促が来てる。(上司) ASAP は as soon as possible の略であり「出来るだけ早く」と言う意味になります。 またこうした略語の一つで、招待状などでよく目にするのが RSVP というもので これは Répondez s'il vous plaît 「お返事シルブプレ(下さい)」という意味で なぜかフランス語の略であります。 そして breathe down someone's neck は 「行動を注視される、(締め切り等が)背後に迫る」ということで 相手の息遣いが首筋に感じられるほど近い、切迫した状況が表されています。 ここではハンクが一体いつ赴任してくるのか、エル・パソから矢の催促を受けている、 という解釈になっています。

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