ホワイトカラー シーズン5 第13話より:

drop dead
ぽっくり死ぬ、急に倒れて死ぬ


モジーは危機を脱し、暗号に秘められたお宝事件もどうにか解決をみて
一段落のニール。

後は彼自身の働きが認められ、自由放免になることが待ち遠しい毎日だ。

しかしモジーは一度目にした宝が忘れられず、
また発見したのは自分達なのだから、あれを取り返して
どこか海外で豪勢な暮らしをしようとニールを熱心に誘う。

が、今のニールには自由以上に魅力的な宝は無いと思えるのだった。

Monet kept painting even when he was too blind to find his easel.
モネはイーゼルが見えなくなっても絵を描き続けた。(モジー)

Mick Jagger will keep touring until he drops dead on stage.
ミック・ジャガーはステージでぽっくり逝くまでツアーに出続けるだろう。(モジー)

You have to continue doing what you’re great at.
お前も自分が得意な事を続けなきゃ。(モジー)

One of the many differences between Mick Jagger and I is that I face prison again if I keep going.
ミックと俺の数ある違いの中の一つは、俺の場合、続ければまたいつか捕まるってことさ。(ニール)


drop dead は「ぽっくり死ぬ、急に倒れて死ぬ」ということで
まあ確かにミック・ジャガーはぽっくり逝くまで
ずーっと歌い続けていきそうな感はありますね。

また drop dead にはもう一つ、
「最高にイケてる、目を奪うほど素晴らしい」といった賞賛の意味もあります。

この2つの意味がかかっていると思うのは、海外ドラマ「私はラブ・リーガル」の原題、
Drop Dead Diva で、Drop Dead「急死した or 最高にイケてる」
Diva「女神、わがままな女性、女王のごときオーラを放つ女性」です。

主人公のジェーンはふくよかな女性弁護士なんですが、
その中身は急死したモデル美女という設定で、
ディーバとは、その中身である我がままなモデル美女のことでもあり
法廷で輝く優秀な弁護士ジェーンをたたえる意味でもあると思います。

モジーの励まし(?)に対するニールの切り返しは面白いですね。



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