ザ・メンタリスト シーズン2 第18話より:
it’s your call
あなた次第、あなたが決めて
殺された若い男性はネイティブアメリカンの血を引き
特別居住区の住人であることが分かった。
その居住区の傍にはハイキング客の多い自然公園があり
巻き添えを食った夫妻は当日そこを訪れていた。
そこでリグズビーとチョウが自然公園を調べに向かうと
何と公園の中に大麻畑を発見する。
さらに公園の森林警備員の一人が、栽培グループから口止め料をもらい
観光客から畑を守っていたことも分かり、
尋問の達人・チョウが元締めの名を吐かせようと警備員を尋問する。
If they learn that I gave up their names, they’ll kill me.
もし奴らの名を俺がバラしたと耳にすれば、俺は奴らに殺される。(森林警備員)
(中略)
Give us their names, and we’ll lock them up.
名前を言うんだ、そうしたら我々が捕まえる。(チョウ)
No, I can’t.
いや、出来ない。(森林警備員)
It’s your call.
まあ君次第だ。(チョウ)
You got a family?
家族はいるか?(チョウ)
Uh, yeah.
ああ。(森林警備員)
Well, I suggest you send them somewhere.
そうか、どこかに避難させた方がいい。(チョウ)
Not out of town, get them out of state. Know anybody on the east coast?
街どころか州から出ないと。 東海岸に知り合いは?(チョウ)
No.
いや。(森林警備員)
That’s too bad.
そいつはまずいな。(チョウ)
(中略)
…That’s a first rate interviewer you got there.
・・・あれこそ超一流の尋問ね。(ハイタワー)
learn は「習う、学ぶ」の他に「人から聞いて知る」という意味もあります。
lock someone up「拘留する」。
そして it’s your call は「あなた次第、あなたが決めて」。
call には「命令、指令」という意味がありますので
「それはあなたの命令です」=「あなた次第」となります。
尋問に限らず、人から欲しい答えを引き出したいときは
今回のチョウのような態度が一番かもしれませんね。
名前を言えと強要はせず、どっちでも良いけど君と家族が大変だろうね・・・と
静かに相手の感情を揺さぶり、結果的に情報を吐かせる。
チョウの尋問はハイタワーも first rate 「超一流、最高」と認める腕前なんですね。