ホワイトカラー シーズン5 第12話より:

wake-up call
モーニングコール、(自分の落ち度や欠点に気づき)目を覚ます・改心するきっかけ


ピーターのワシントン赴任が2週間後に迫り
ニールの新しい監督役を考え中であったが、何とニールはピーターの後任はいらないと言う。

そしてもし自分のこれまでの功績を評価してくれるなら
自分をそろそろ自由の身にして欲しいと訴える。

FBIへのご奉公を卒業し、GPSアンクレットも外し
制限の無い一市民として生きて行きたいと言うのだった。

ピーターとしてもニールの心情は理解できるものの
本当に彼が更正したと言えるのかどうか判断がつかず
妻のエリザベスに相談するシーンからです。

Imagine the trouble he’d find.
あいつが先々起こしそうなトラブルを考えるとね。(ピーター)

… Or not. I don’t know.
・・・もしくは何も起きないか。分からないのさ。(ピーター)

Maybe Neal’s changed.
もしかしたらニールも変わったかも。(エリザベス)

(中略)

What Neal needs right now are rules, structure.
今ニールに必要なのは規則、規律じゃないだろうか。(ピーター)

Or what he needs is to figure out what he wants in his life… I don’t know.
または人生で何を望むのか、彼自身が見つける事か・・・分からないけどね。(エリザベス)

Maybe this was a wake-up call for Neal.
この状況って、ニールが目を覚ますきっかけなのかもよ。(エリザベス)


structure 「構造、機構、組み立て、規律」。

figure out 「(答え、解決法などを)見つけ出す、理解する」。

そして wake-up call は
「モーニングコール、(自分の落ち度や欠点に気づき)目を覚ます・改心するきっかけ」
ということで、海外のホテルに泊まると案内書き等で頻繁に見かける表現です。

文字通り「朝、起こしてくれる電話」という意味と、
今回のように「目を覚ます・改心するきっかけ」という意味とがあり
人との会話で出てきた場合は、後者の意味であることが多いと思います。

このドラマは次シーズンが最終シーズンですので
ニールが望むように自由の身になるのか、それとも違う形でFBIとの関係が続くのか、
その辺りが最終シーズンのテーマになりそうですね。



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