ゴシップガール シーズン2 第7話より:
live up to somebody’s expectations
(その人の)信頼に応える、期待を裏切らない
突然母・リリーと継父・バートが定めた家族のルール、
中でも外出に関するルールが気に入らないセリーナはある夜、
バートが最も嫌がる露出の高いファッションで、
夜中まで遊び回って二人にあてつける。
リリーはそんなセリーナの態度をたしなめるが、
彼女は本当の父でもないバートに指図はされたくないと言い張るのだった。
Don’t be childish.
子供じみた真似はやめなさい。(リリー)
Why not? You’re treating me like one.
何でよ? 子ども扱いしてるじゃない。(セリーナ)
(中略)
Well, you’re certainly living up to our expectations.
全く、あなたって子は期待を裏切らないわね。(リリー)
According to Bart, you went out looking like a stripper last night.
バートによると、昨夜はストリッパーみたいな恰好で出かけたそうね。(リリー)
certainly 「確かに、全くその通りに、確実に」。
そして live up to somebody’s expectations は
「(その人の)信頼に応える、期待を裏切らない」。
live up to~「~に従って行動する、~に応える」、expectation「予想、期待」
=「(その人の)信頼に応える、期待を裏切らない」となります。
もちろんこのシーンでのリリーはたっぷりの皮肉を込めて言っているので
本当のセリーナはがっつり期待を裏切っている、
わざとそうしている事が分かっているので、
「はいはい全く期待通りね・・・」というわけです。
しかしセリーナからすれば、お父さん(の立場にあたる人)がコロコロ変わって
その度に母親が彼の言いなりになり、生き方まで変える事、
それを子供たちにまで押し付ける事に納得がいきません。
もし自分がセリーナの年齢で同じような状況だったら
全く彼女と同じ行動をする気がするので、
そりゃあそうだよな~、と何とも言えないシーンでした。
こういう悩みを経ずに今まで来たことには、両親に感謝しかありませんが
これからは日本でも離婚再婚が増え、こういう事も増えるかもしれませんね。