ゴシップガール シーズン1 第17話より:
catch up with~
~に追いつく、(トラブル等に)追い込まれる、警察に逮捕される
ジョージーナのセリーナを陥れる策略は、あと一歩で完了するところまで来ていた。
ブレアとネイト、チャックはセリーナから詳しい事情を聞きだし
皆で彼女を助けようとするが、ちょうどその頃、セリーナの母・リリーは
ジョージーナが隠し撮りしていた自分の娘のスキャンダラスな映像を発見。
娘のドラッグ依存を疑ったリリーは、セリーナの必死な弁解も聞かず
彼女を更生施設に送る手はずを開始する。
だが親友の危機を察したブレアは単身リリーの元に乗りこみ、
セリーナの“秘密”から彼女を救ってあげて欲しいと嘆願するのだった。
I say this with all due respect, Lily,
失礼は承知で言わせて下さい、リリー、(ブレア)
but you have no idea what your daughter’s been going through.
あなたは娘の事を全然分かってらっしゃらない。(ブレア)
(中略)
Serena has a secret, and she’s been holding on to it for a long, long time.
セリーナには秘密があって、長い間それを一人で抱えてきたんです。(ブレア)
And now it’s finally catching up with her.
でもついに追い込まれた。(ブレア)
I… I’m out of my league here.
私・・・私の手にはもう負えません。(ブレア)
I can’t do any more than I’ve done and it’s not enough.
彼女のために出来る事は全てやりました、でも力不足で。(ブレア)
She needs you.
セリーナにはあなたが必要です。(ブレア)
with all due respect 「お言葉を返すようですが、恐れながら、失礼ながら」。
go through 「(ある体験を)経る、通過する」。
そして catch up with~ は
「~に追いつく、(トラブル等に)追い込まれる、警察に逮捕される」。
ここでは影に抱えてきた秘密が、ついに自分に影響を及ぼしてくる、
押さえてきたトラブルに追い込まれる、といった感じで使われています。
out of one’s league 「(その人の)手に負えない」。
普段は皮肉屋できついブレアですが、心を許した人のためには手を尽くす、
そういうところが魅力的だと思います。