ママと恋に落ちるまで シーズン2 第3話より:

snap decision
見切り発車、素早い判断、唐突な考え


テッドの両親がNYにやって来ることになり
彼はロビンを彼女として紹介することに。

彼の両親は若くして結婚し、今でも仲睦まじく
息子とその彼女に早く孫の顔が見たいと話す、ごく普通の両親・・・のはずだったが
皆で食事に行ったレストランで、テッドは驚愕の事実を知らされる。

Ted, we weren’t quite sure how to tell you this…
テッド、言いにくいんだけどねえ・・・(テッドの母)

Your mother and I are divorced.
私たちは離婚したんだ。(テッドの父)

What do you mean you’re divorced? Since when?
離婚って何だよ?いつ?(テッド)

Oh, gosh, it’s been about nine months now.
そうねえ、もう9ヶ月くらい前かしら。(テッドの母)

Closer to ten, I think.
ほぼ10ヶ月。(テッドの父)

Time flies.
あっという間ねえ。(テッドの母)

So ten months ago, you just up and decided to get divorced without telling me?
10ヶ月も前に、俺に知らせずいきなり離婚したわけ?(テッド)

No, it wasn’t a snap decision.
いいえ、そんな唐突な話でもないの。(テッドの母)

We’d been separated almost two years.
2年ほど前から別居中だったしな。(テッドの父)

How could you not tell me this?!
何で俺に知らせなかったんだよ?!(テッド)

We meant to, it just never seemed like the right time.
話そうと思ったけど、タイミングがなくて。(テッドの母)


closer to~「~に近い」。

「ほぼ10ヶ月」は almost ten months が浮かびましたが
これを Closer to ten と表現するのは、ちょっと思いつきませんでした。

でも9ヵ月から10ヶ月に近づいている、と考えると
Closer to ten(10に近づく)はすごくその感じが出ていて、
なるほどネイティブの人ならではの言い方だなあ~と思いました。

Time flies「光陰矢のごとし」
直訳すると「時間が飛ぶ」=「光陰矢のごとし、あっという間」。

そして snap decision は「見切り発車、素早い判断、唐突な考え」。

snap「(指等を)パチンと鳴らす、(申し出等に)飛びつく」decision「決断」
=「見切り発車、素早い判断、唐突な考え」。

あっそうだ!と急にある考えに飛びつく、熟考せず決断する、といった感じで
ここでは「唐突な」という意味で使われています。

the right time「ふさわしいタイミング、行動を起こす好機」。

it just never seemed like the right time(ふさわしい好機が見当たらなかった)
=「(話す)タイミングがなかった」。

知らないうちに両親が離婚していたら、そりゃあビックリしますよね(笑)。


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