ママと恋に落ちるまで シーズン9 第10話より:

walk on air
有頂天になっている、(嬉しさ、幸せで)天にも昇る気持ちである


バーニーの結婚式に合わせて、彼が幼い頃に別れた父・ジェリーも到着。

彼はすでに再婚しており、現在の妻も伴って来たのだが
バーニーは自分の母・ロレッタとジェリーが話す様子を見て
二人はきっと寄りを戻すと言い出す。

この再会を利用して、もう一度父と母をくっつけるため
バーニーは作戦を開始する。

Oh, man, take it from a fellow child of divorce, this could get real messy.
いやあ、経験者から言わせてもらうと、これは面倒な事になる。(ロビン)

(中略)

Thank God, no drama.
ああ良かった、何もなさそうね。(ロビン)

They’re in love! My mom and dad are getting back together again!
あの二人、愛し合ってるぞ! 父さんと母さんはきっと寄りを戻す!(バーニー)

Uh-oh.
あらま。(ロビン)

(中略)

I know. It’s amazing. I’m walking on air.
すごいと思わないか。 最高の気分だよ。(バーニー)

My family’s gonna be whole again!
俺の家族がまた一つになるんだ!(バーニー)

…Should we stop him or something?
・・・私たちでバーニーをとめるべきかしら?(リリー)


take it from~「~(の言う事)を信じてくれ」、
take it from me「私を信じてくれ」

take it from a fellow child of divorce
(離婚者の子供である同輩の言葉を信じてくれ)=「経験者から言わせてもらうと」。

messy「取り散らかした、汚い、乱雑な、やっかいな、面倒な」。

no drama(ドラマ無し)=「ドラマチックな事は起きそうにない」。

二人の雰囲気から、ややこしい事にはならないと安堵したロビン、
しかしバーニーは全く真逆の受け取り方をします。

そして walk on air は直訳すると「宙を歩く」、
そこから「有頂天になっている、(嬉しさ、幸せで)天にも昇る気持ちである」。

嬉しい、幸せだとフワフワと宙に浮く気持ちになる、
日本語では「天にも昇る気持ち」と表現しますが、この辺は同じ感覚みたいですね。

whole「全体、丸ごとの、全部の、完全な、無傷の」。

My family’s gonna be whole again
(俺の家族がまた完全になる)=「家族がまた一つになる」。

whole のイメージは「欠けたところのない全部、まるっと全体」ということで、
離婚して母しかいなかった家族、これに父が戻れば whole、
全員が揃った家族、という意味になるんですね。

何気ないセリフですが、whole という言葉が出て来るってことは
バーニーの心にはいつもお父さんが欠けてる気持ちがあったんだな~と・・・
例えドライで大人びた子供に見えても、そりゃあそうですよね。


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