エンパイア 成功の代償 シーズン1 第11話より:

make one’s bones
覚悟を決めて立ち向かう・行動を起こす、殺しを経験する


クッキーが警備担当のマーカスと深い仲になった事をしり
密かに彼女との再婚を心に決めていたルシウスは激怒、
マーカスをクビにし、クッキーを会社から追い出してしまう。

余命短い父の暴走に危惧を感じたジャマルは、ルシウスと腹を割って話をしようと
かつて自分たちの住んでいたゲットーの家に父を呼び出す。

懐かしい家に置かれていたピアノで、何となく二人の作曲合戦が始まるが
ルシウスの曲の出来の酷さに、思わずジャマルが抑えていた感情をぶちまける。

Damn. I didn’t know no better, I’d say you’re a complete fraud.
ひどいな。 もし父さんを知らなかったら、才能を疑うところだ。(ジャマル)

Maybe Beretti really did write your best stuff.
本当はベレッティが曲を作ってたんじゃないの。(ジャマル)

Yeah, push that. I’m in that mood today.
いいぞ、ケンカを売ってみろ。こっちも買いたい気分だ。(ルシウス)

I used to worship you.
昔はあんたに憧れてた。(ジャマル)

(中略)

Dad, what happened to you? Is it ’cause you’re afraid of dying?
一体どうしたんだ? 死ぬのが怖いせいか?(ジャマル)

What do you know about death, boy? What do you know about them killers?
お前が死の何を知ってるんだ? 殺しも知らないだろう?(ルシウス)

Dude, I’m done faced death from both sides since I was nine years old.
俺は9才の頃からいやというほど死と殺しを見て来た。(ルシウス)

I made my bones already.
とうの昔に覚悟を決めてる。(ルシウス)

You ain’t got no right to ever question that.
お前が知った口をきくな。(ルシウス)


fraud「詐欺、ごまかし、ペテン」。

push「押す、(人を)駆り立てる、せっつく」。

worship「崇拝する、尊敬する、憧れる」。

done faced(いやというほど[それを]経験した)、
I’m done「うんざりだ、もう嫌になった」faced「(ある事柄に)直面する、相対する」
ここでは I’m done faced death from both sides(死を両面から嫌と言うほど見て来た)
貧しさのため、幼い頃から犯罪に手を染めて生きてきたルシウスは
子供の頃から人の生死をたくさん見て来た、と言っています。

そして make one’s bones は「覚悟を決めて立ち向かう・行動を起こす、殺しを経験する」。

特に裏社会で make one’s bones という時は
ギャングの一員として認めてもらう際の度胸試し、通過儀礼として
「殺しを経験する」という意味で使われるようです。

ルシウスの言っている I made my bones already はどちらの意味なのか、
突っ込むのは若干怖い気も・・・(ジャマルも突っ込まないし)。

ただ坊ちゃん育ちのジャマルには想像もつかないような、
壮絶な体験をルシウスはしているのでしょうね。

クッキーがルシウスをどこかで見限れないのも、
その辺の苦悩がちらちら見えるせいかもしれません。


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