エンパイア 成功の代償 シーズン1 第8話より:

catch someone at a bad time(place)
(その人にとって)都合の悪い時に、間の悪い時に


ルシウスとクッキーの熱い一夜は、すぐにアニカに知れることとなる。

更に彼女の父に、ルシウスが文書偽造を強要したことまでバレてしまい
本当は別れ話を切り出すはずだったルシウスは
逆にアニカにやり込められてしまう。

Look, Anika, we got to discuss something.
アニカ、話がある。(ルシウス)

Yes, we do. And how about we start with why you had my father commit fraud.
ええそうね。 父に文書を偽造させた話かしら。(アニカ)

(中略)

If my father goes down for this, I will take everything down with him.
もし父が罪に問われたら、全てを道連れにしてやる。(アニカ)

Well, I’m sorry. I should have told you.
すまない。 君に言うべきだった。(ルシウス)

Should have said something to you.
伝えるべきだったな。(ルシウス)

Anything else you feel like you should tell me?
他に言うべきことはない?(アニカ)

Like maybe why you screwed Cookie last night?
例えば何故ゆうべクッキーと寝たのか、とか?(ルシウス)

… Baby you know I’ve been going through a whole lot right now.
・・・ベイビー、色々な事があり過ぎただろ。(ルシウス)

And she caught me at a real bad place
弱ってる時にあいつが現れてつい・・・(ルシウス)

That does not mean that you get to hurt me in the process.
だからって私を傷つけて良いわけじゃない。(アニカ)


go down「落ちる、沈む、失墜する、敗れる、刑務所に入る」。

take down「(高い所から)降ろす、連れて行く、恥をかかせる」。

I will take everything down with him(全てを彼[父]と共に連れていく)
=「道連れにしてやる」。

go through~「~を通過する、~を経験する、~を耐え抜く」。

I’ve been going through a whole lot right now(今の俺は多くの事を通過している)
=「色々な事があり過ぎた」。

そして catch someone at a bad time(place) は
「(その人にとって)都合の悪い時に、間の悪い時に」。

直訳すると「(人を)良くない時に捕まえる」、その人にとって良くない(不利な)時、
つまり捕まえる方にとっては有利な条件で、というわけで
「都合の悪い時に、間の悪い時に」となります。

ルシウスずるいなあ~。

まあ浮気を真っ向から責められたら、こう答えるしかないか(笑)。

モテ男・ルシウスがクッキーとアニカをどこまで誤魔化せるんでしょうか。

でもこういう時に動じないというか、アタフタしないところは流石、
修羅場の場数を踏んでいる感じですね。


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