およそ2週間、リスニングパワーを聞いてみて
2月下旬から、時折聞かない日をはさみつつも(^^;)
「
リスニングパワー」の効果を感じ始めると言われる2週間が過ぎました。
果たして自分で自覚できるほど、英語のリスニング力は上がったのか?
ついにそれを正式に!テストする時がきました。
私はよりしっかりと効果を見極めたかったので
映画・ドラマといった発声の良い役者の英語ではなく
イギリスの一般の人たちが登場するドキュメンタリーを
字幕を見ないで視聴してみることにしました。
それはロンドンの下町に暮らす商店主たちの生活を追った作品で
年代、性別は様々の人々が登場する1時間ほどのもので
スピーキングの速さも発音も、イギリスの普通の人のものだったと思います。
結論から言いますと、確かに単語の一つ一つが
以前よりもはっきりと聞こえたのが分かりました。
特に自分で以前より良くなったと感じた部分は
中に登場した早口の女性の言葉が、以前よりはるかに聞けたという点です。
ドキュメンタリーなので一人の語りが2~3分続く場面があり
以前はそんな時、言葉をキャッチできない箇所があると
その先も聞きとれない箇所がボロボロ出てきて、
最終的に語りのパートの5割くらいしか理解できませんでした。
どういうことかと言うと
長い話し言葉の中で1回、どこかで聞き取りにつまずくと、
「あ、いまわからなかった!」と
自分の心の中で一瞬日本語のつぶやきに意識が飛びます。
その後「あ、イカンイカン」と
そのつぶやきから再度英語のリスニングに意識を戻すのですが
こちらが「分からなかったこと」に意識を移した一瞬の間に
相手が言っていたことが全く耳に入っていないので、
自分が意識を英語に戻したときには、
相手の言葉の一部分に空白ができてしまっているのです。
それは時間にするとたった数秒の心の動きですが
その数秒間にも相手の会話は流れていってしまうわけです。
すると会話のところどころが虫食いのように空白になり、
推測で空白を補おうとすると、その間意識がそちらに飛ぶので
またまたその間の空白が増えるという悪循環になってしまい
結果的に全体のリスニング精度が鈍るという欠点が私にはあったのです。
30日間ヒアリングするだけで英語耳になれる
TOEIC®テストに対応したリスニングパワー >>
空白の悪循環がなくなり、英語のリスニングに好循環が生まれた
ところが今回のドキュメンタリー視聴では
その空白の時間が少なくなっていることが自覚できました。
これは私にとって、大きな進歩です。
詳しく言うと、聞き取れない部分は当然まだ存在します。
ただそれは何を言っているのかが分からないのではなく、
単語らしき音は聞き取れるけれども、
その単語を自分が知らないせいで、内容が分からないのです。
つまり、聞き取れない箇所は未だあるけれども
その理由が変わってきているということなんです。
そしてこれは明らかに良い方向に変わってきていると思います。
なぜかというと今、音は聞き取れるわけですから、
あとは自分の語彙をふやしていけば
その音に合致した単語の意味が分かり、
総合的なリスニング力・理解力はグンと上がるはずだからです。
またすでに聞いたことのある、自分の知っている単語については
相手がたとえ早口でも、以前よりはっきりと認識できるようになりました。
そして相手の発する、自分にとって未知の単語らしき音も
だんだんはっきり聞き取れるようになっているので
意味が分からなくても焦らなくなり、
(なぜなら分からないのは耳のせいではなく、自分の語彙が足りないせいで
語彙をふやせば解決できるので)
焦らなくなったおかげで「空白の時間」も減るという好循環が始まっています。
ですから「
リスニングパワー」は
テストの点数は良い(知識・語彙が豊富)のに、
リスニング・スピーキングが苦手という人にこそ、一番適している教材だと思います。
なぜならこの教材は、そういう方の脳の中に大量に眠っている、
おそらく日本語的な音でインプットした英単語を
耳から入ってきた「英語本来の音」としっかり結びつける効果は
すごく高いと感じるからです。
多分そういう方がこの「
リスニングパワー」を使うと
2~3週間後には、いまいち滞りを感じていた英語の知識と耳・口の間に
まるで太いパイプラインでも出来たかのように、
一気に大量の言葉が流れ出し、また流れ込んできて
しかもそれらがはっきりと理解できるという驚きを実感できると思います。
私の場合は、せっかくリスニング力の向上を感じるのに
語彙が貧しすぎるという残念な状況(^^;)なので、
これを補う方法を模索しながら、この教材も続けて、更に英語力を高めたいと考えています。
リスニングパワー、中盤戦
何でも「すぐに出来る」わけではない。でも、やらなきゃ出来るようにはならない。
30日間ヒアリングするだけで英語耳になれる
TOEIC®テストに対応したリスニングパワー >>
リスニングパワーのまとめ
最初、公式サイトでサンプル音源を聞くと「何だこりゃ?」と誰でも思うはずです。
スピードラーニングなどのような、使える英文を聞くような物ではなく、宇宙的なサウンドや、壊れたレコードのように同じ音が繰り返し流れたりと、かなりキテレツな音が鳴ります。
しかしこのキテレツな音がどういうわけか、私たちのリスニング能力に作用して、英語の音が聞き取りやすくなるんです。そのメカニズムについては公式サイトで紹介されていますが、不思議ですね。
私はこれは「英語教材」というより、耳の治療というか、チューンナップというか、日本語だけに対応している、従来の“1チャンネル耳”を、外国語にも対応している“マルチチャンネル耳”に変える、というイメージを持ちました。
「リスニングパワー」のもたらす英語の聞こえ方は、今まで英語が受信できなかった耳を、英語受信可能な耳に作り変えると言いましょうか。
英語受信用のアンテナが1本、自分に追加されるような感覚です。
コスパの良さ | 効果期待値 | 続けやすさ | 理解しやすさ | おすすめ度 |
19 /20点 | 18 /20点 | 17 /20点 | 19 /20点 | 17 /20点 |
合計:90 /100点 |
30日間ヒアリングするだけで英語耳になれる
TOEIC®テストに対応したリスニングパワー >>
こちらもよく読まれています
- 1
-
英会話教材のおすすめ度・人気度一覧表
趣味で・勝手に・自腹で、調査した英会話教材、これまでの私のおすすめと本音の総決算 ...
2016/11/27