私は一時期、語学学校の運営を手伝っていた時期がありまして、もう10年くらい前の事ですが、そこで学習意欲の高い生徒さんをたくさん見ました。
あまり大きな学校ではなかったので、レッスンは和気あいあいと楽しいもので、毎回ネイティブの先生が1時間の授業をしてくれました。
生徒さんは1レッスン多くても5名ほど、学生さんから主婦の方まで様々いらして、時折生徒さんが少ない時は、私も授業に参加することもありました。
そのとき思ったのが、基礎から学校で学ぶのは、私の感覚ではコスト的にもったいないなということでした。
もちろん運営側としては有難い生徒さんですし、その方が楽しくレッスンしてくれるのは嬉しいんです。
ですが、ネイティブの先生を一時間雇うにはそれなりお金がかかりますし、一時間で出来ることは限られる上、他の生徒さんとの兼ね合いもあります。
学校という仕組み上、どうしてもクラス内でレベルの違う生徒さんが混在するので、一番上手な人と一番初歩の人では、大体一番上手な人と先生のやり取りが多くなる傾向でした。
なので生身の人を相手に会話練習、これがある程度できないと、払うお金は一緒ですから、お金の問題だけで言えば、もったいないことになってしまうと思います。
これはたまたまですが、私の場合は高校生の時に全商英検1級を取っていて、その後にホームステイや留学をするという順序だったので、振り返ってみればそれは結果的に良い流れだったかなと思います。
ちょっと調べたところでは、全商英検1級は大体、英検準2級(TOEIC400点前後)くらいらしいので、そのくらいまで自力でたどり着ければ、どんな方法を選ぶにしても、その先はやりやすく、成果も出やすくなる気がします。
この全商英検1級は、中学高校の英語の授業をしっかり受けていれば受かると思います。
つまり中学~高校までの基礎を自分で身に着けてしまえば、効率よい会話練習のスタート位置に立てるということです。
語学学校は期間も様々ありますが、入るとなれば30万円くらいはかかります。
一授業当たりのコストは学校によって違うでしょうが、オンラインではなく対面授業であれば、1,500~2,500円くらいはかかるかと思います。
オンライン英会話ならば25分で200円以下というところもあるので、コスト面では素晴らしいですが、先生はフィリピン人の方が多く、日本語での対応は難しい可能性が高いです。
結局「人と対話して学習する」場合は、ある程度こちらに基礎がないと、充実したレッスンになりにくいかなと思うのです。
一方基礎までは独学ならば、本を買って数千円、またはスタディサプリENGLISHのようなアプリで月額980円(税抜)と、かなり低コストで取り組めますし、自分のペースで忙しい時は10分、時間のある時は1時間と融通がききます。
一番安価なのは本や無料動画を活用して学習することだと思いますが、スタディサプリENGLISHがすごいのは、双方向の学習が出来る点で、コンピューター相手ではありますが、発音練習や会話練習も可能です。
この「判定されて評価される」のは、自分の上達をチェックする上でとても大事ですし、伸びていることが確認出来れば、ますますやりがいも出てきますよね。
一昔前であれば、もし友達に相談されたら本を使った学習をすすめるところですが、正直今は基礎の積み上げでは、スタディサプリENGLISHがダントツだと思っています。
スタディサプリENGLISHって、リクルートが作ってるアプリで、創業者の江副浩正さんは相当の切れ者だった、失脚したのは本当に惜しいと、彼を直接知る人物から聞いたことがあります。
のちに事件で逮捕されてしまったのも「出過ぎた杭」だったからかも、とその人はおっしゃっていて、今だとZOZOの前澤さんとか堀江貴文さんみたいな感じだったのかもしれません。
もう江副さんはお亡くなりになっていますが、スタディサプリENGLISHの凄さを体験した時は、今もリクルートに受け継がれている遺伝子があるのかなあと、ふと感じました。
この前、日本の近代史の勉強が足りていないと海外で困るかもと書きましたが、これを本を読んで勉強するのはちょっとシンドイので、必要に迫られた時はスタディサプリでやるつもりです。
数学でも国語でも何でも揃っているので、大人になってからの学び直しにもすごく便利で、本当にリクルートはすごい仕組みを作ったなと思っています。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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