自分の周りを見ていると、やっぱり物おじしないでどんどん話せる人は、とても英語の上達が早いです。

私が一時期手伝っていた語学学校では、定期的に生徒さんと先生、スタッフで開催する軽いパーティがあり、そこでは時間を気にせず、どんどん生徒さんに会話をしてもらう機会を作っていました。

ただ先生と生徒さん、スタッフだけでは人数も限られるので、それぞれの知り合いやお友達も招いたオープン形式で、初対面の人同士が話をする場にもなります。

私たちスタッフは食べ物、飲み物の補充や片付けと、もし一人でいる生徒さんがいたら話しかけて、会話の輪に誘う役割でした。

こういう場ではとにかく積極的に喋れる人が最強で、間違えても言葉に詰まっても、楽しくその場で会話をする人は、大体レッスンでも元気で明るい人が多い。

でも逆にいうと、こういう人は他の場所でも、どんな場でも積極的に行動できるので、サポートは必要ありません。

パーティを明るくしてくれるムードメイカーとしても、とてもありがたい存在でした。

ところが真面目で引っ込み思案な生徒さんの中には、能力はすごくあるのに、積極性のところで足踏みしてしまって、おとなしくされていたりします。

こういう生徒さんの力を表に引き出すのが私たちの役割で、実際にお話しして、そして会話の輪に加わってもらう、それを何回か繰り返すうちに、どんどん上達していくという現象がよくありました。

もともと基礎を真面目に勉強されているので、会話が得意になってくると、上達度合いがみるみる加速していきます。

そういう生徒さんは結構多くて、本当にポテンシャルを隠してしまっている人がたくさんいるなあと思いました。

私はどちらかというと勢いでいくタイプで、地道な基礎学習は後回しにしてきましたから、そういうポテンシャルと基礎力のある人が積極性まで身に着けると、まるでウサギとカメの物語のように、どんどん追い越されていくのです。

多分、日本の人の大半はこのタイプじゃないかと密かに思っています。

ただ外国人と話す機会が全体的に圧倒的に少ないだけで、これも将来的にはどんどん増えていくはずです。

学校の授業をきちんと受けてきた人ならば、基礎はそれなりに積みあがっているので、あとはそれを表に出す練習だけ、きっと必要な時が来たら、結構出来ちゃう人多いんじゃないかと思っています。