NHKの「クローズアップ現代」で、英語をテーマにした番組を見ました。

小学生の英語授業で、都心(というか裕福な自治体)ではネイティブの先生が週3回授業をするのに比べ、地方の予算がない学校では、ネイティブの先生が来るのは年に3回程度、普段は英会話ロボットが会話練習の相手を務めるという格差を取り上げていました。

また親御さんからの声として、英語教育にお金をかけられる家の子(塾に通わせる等)と、それが叶わない家の子では、小学生から英語格差が生まれているという意見も紹介されていました。

確かに親御さんの気持ちとしては、我が子と同じ年の子がペラペラやっているのを見ると、不安になるかもしれません。

しかしうちは夫婦共に一応英語が話せるので、親戚から子供を早いうちから英語塾に行かせるべきか相談を受けることがあって、そんな時は「子供がやりたがるなら良いと思うけど、親が先回りして行かせるならしなくてよいと思う」と答えています。

この番組を見てても思ったんですが、小学生のうちはいくらネイティブ先生だなんだと言っても、あんまり高度なことは出来ません。

彼らが小学校で教わる事は、日本人の先生でも十分教えてあげられることですし、小学校は公教育なのですからそうであるはず、というか、そうでないといけないと思います。

どうも何だか子供を囲む大人全体がネイティブ先生に期待をかけすぎ、率直にそう感じました。

ネイティブ先生に接する機会が多いから英語が出来るようになるわけじゃありません。

結局は自身が一生懸命やれるかどうか、興味を持って勉強できるかどうかで、子供を囲む大人がまず真剣に考えるべきはそこじゃないかと。

今まで昭和の頃に教育を受けた大人たちの大半は、義務教育で10年も英語を学んできたのに、英語が話せないと言われています。

それはどうしてなのか?

ネイティブ先生がどうとか言う前に、そこをちゃんと考えた方が良いような・・・。

私が思うに、それはその時代の大半の学生にとって英語が受験のため、良い会社に入るため、社会に出るまでに受ける試験で良い成績を取るために勉強するもの、という位置づけだったからだと感じています。

あの時代、本当に英語を使って外国人とやり取りするんだ、という気持ちで学んでいた学生が果たしてどれほどいたか。

少なくとも私が中学生、高校生だった頃は、自分が本当に将来英語を使って何かをすることはないけど、テストのためにやらないと・・・という子が大半だったと記憶しています。

ただクラスの中に私ともう一人、ギンギンに外国に興味のある友達がいて(笑)、はっきりいって私たちはクラスでは変わった子、変人扱いでした。

でもその頃から私たちは本気で、いつか本当に英語を話せるようになって外国に行きたい、という夢を描いていました。

そして私たちは2人とも本当にそれを実現しました。

友人はアメリカ、私はイギリスに行き、友人は今は英語教育に定評のある大学に勤務しています。

当時「変人」だった私たちがしていたことは、100円のノートに洋楽歌詞を書き写したり、簡単な英語で交換日記やマンガを描いたり、たまに親から買ってもらったり、友人が土産でもらった英語の洋楽雑誌を辞書を引きながら読む、そういったことでした。

なので自分の経験から断言できるのは、子供にお金をかけられるから、またはお金をかけてあげた方が英語が上達する、ということではありません。

おそらく何よりも効果的なのは、子供に英語に対するやる気や興味を持たせること、英語が出来るようになったら是非やりたい事、それらを具体的にイメージさせること。

それさえできれば、あとは勝手に自分たちで、今の時代ならYoutubeでも何でも活用して工夫して学んでいきます、本当にそう思います。

ただ唯一、発音だけは確かにネイティブ先生に触れる機会が多い方が有利かもしれません。

ペラペラ話せるようにならなくても全く構いませんが、歌でも映画でもアニメでも、子供のうちからネイティブの発音を聞かせること、真似をして歌ったりすることはすごく良いと思います。

うちは親が私の英語熱に全く無関心(笑)というか、英語教育の面で特別なバックアップはなかったので、その点(発音)は苦労しています。

進研ゼミはさせてもらっていたので、もし今の時代に自分が子供だったら「スタディサプリENGLISH」をさせて欲しかったです。

これは月額1,000円弱なので、お子さんへの投資としてご家庭でも無理のない額かと思います。

英会話、文法、単語のレッスンに加えて発音チェックも出来ますし、ゲーム感覚で楽しめる作りになっているので、最近は親戚や友人から相談を受けたら、塾ではなくこちらをすすめています。

何だかまだ7~8歳の子供の周りで、英語格差がある(と大人たちが思い込んでいる)なんていう話は悲しくなってしまいました。

絶対にそんなことはない!大丈夫!とインターネットの片隅で私が断言しておきます(笑)。