日本に来ている外国人の多くは、特別な技能がなくても(といっては失礼ですが・・・)、英語教師として身を立てることが出来ます。
私の知り合いにもたくさん英語教師をしている人がいて、かつて教師として仕事をした経験はなくても、英語学校で行われる面接と試験に合格して、その後トレーニングを受ければ、大体センセイとして英語を教えることが出来るようです。
これは日本で英語を習得したい人が多いおかげなので、例えばこれから外国に行ってみたいと思うのであれば、逆に日本語を学びたい人が多い国に行くのも一つの手です。
英語ほど好きに行き先を選ぶことは出来ないかもしれませんが、アジアの国であれば、結構可能性がありそうです。
私の友人の一人は、日本で日本語教師になるべく勉強をして、その後アメリカに渡りました。
移民や移住に厳しいトランプ政権になる前のことなので、今はどうか分かりませんが、特別な技能がなくても海外就職する方法としては、結構有効な方法でした。
メルカリなんかもそうだと思いますが、自分が当たり前に持っているものが、誰かのすごく欲しいものだったりして、思いのほかそれが高く売れることがありますよね。
なので世界をマーケットとして考えた場合、私は日本語とか、日本の文化もこれにあたる売り物に十分なり得ると思っています。
実際に日本語は、この国で生まれ育った人であれば、普通に使うことができますから、あとはこれを人に教える技術を学ぶことで、外国で食べていけるスキルになるかもしれません。
英語ほど世界中で求められている言語ではないので、マーケットは英語に比べると狭まりますが、それでも「英語のセンセイ」を立派に努めている友人たちを見れば、自分でも「日本語のセンセイ」は出来そうだなと思います。
これは何も彼らを低く見積もっているのではなく、そのくらい外国で母国語がウリに出来たら強いという話です。
私の友人の一人はカナダ人ですが、もともとは日本で金融関係の仕事につきたくてやってきました。
きちんと大卒で人柄も良い人ですが、残念ながら日本での就職活動がうまくいかず、滞在資金も心細くなってきたので、アルバイトのつもりで英語教師を始めたところ、それが性に合ったのか、今ではベテランセンセイとして、楽しくやっているようです。
英語が母国語だとそれだけで、日本では結構やっていけるんだな~と思います。
なので日本語でもこれを出来る国が、どこかにはあると思うんです。
欧米に行きたかったら、日本が経済大国としてブイブイ言わせていたころがベストだったと思いますが、今ならアジアが有望でしょう。
これから日本は超高齢化社会になって、少子化なので人口も減っていきます。
それにつれて日本の若者の働き先も少なくなっていきます。
そういう未来を考えた場合、日本語教師として外国に行くと言うのは、個人的にはなかなか良い選択肢ではないかと思うのです。
もちろん他にやりたい事がしっかりあれば、それを目指すべきですが、特にないけど普通に暮らしていきたいと思う人も多いはずです。
そういう人の就職先が、これから日本ではどんどん減っていきますし、単純労働はこれから入ってくる移民がするようになっているかもしれません。
となれば、生まれつき持っている日本語能力が高く売れるうちに、今のうちに外国に出ると言うのは悪くないかもしれません。
いずれそれも飽和状態になるかもしれません。
でも今ならまだ行ける気がします。
アメリカに行った私の友人は、テキストを買って独学で勉強していましたが、それが難しい場合は通信教育などもあるので、そういうものを使って仕事をしながら勉強することも出来ると思います。
それにしても英語が母国語の人はいいですよね~、英語教師になった私の友人は、今は台湾で英語教師をしていて、何年か台湾を探索した後、国に戻るか東京に戻ってくるのか考えるそうです。
英語がしっかり話せると、いろいろな国を合法的に回れるようで羨ましいですね!
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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