あけましておめでとうございます^^
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

引き続き「The trick that makes you overspend – あなたに余分な出費をさせる仕組み」を読んでいます。

あなたに余分な出費をさせる仕組み


・「あなたに余分な出費をさせる仕組み」(1)
・「あなたに余分な出費をさせる仕組み」(2)

Like many of the now infamous cognitive biases that plague our thinking, the decoy effect was first documented in the 1980s,
悪名高き私たちの思考にとりつく数々の認知バイアスのうち、おとり効果は一番最初、80年代に記されたものだ、


infamous「不名誉な、恥ずべき、悪名高い」。

cognitive「認知・認識の」。

plague「疫病、伝染病、疫病神、厄介者、悩ませる、(人を)疫病・災いにかからせる」。

and the best way to understand these experiments is to consider an example.
そしてその威力を理解する最良の方法は一例を試してみることだろう。

Imagine you are choosing flights from the following options.
以下のうち、あなたはどのフライトを選ぶべきだろうか。

Flight A costs $400 with a stopover of 60 minutes.
フライトAは400ドルかかり、60分のストップオーバー。

Flight B costs $330 with a stopover of 150 minutes.
フライトBは330ドルかかり、150分のストップオーバー。

Flight C costs $435 with a stopover of 60 minutes.
フライトCは435ドルかかり、60分のストップオーバー。

In this case, the researchers found that most people would choose Flight A, since it is cheaper than Flight C,
この場合多くの人がフライトAを選ぶ、これはフライトCより安い上、

but with a shorter waiting time – even though it is considerably more expensive than B.
フライトBよりは高いが、待ち時間が短いからだ。

Now look at a different set of flights:
では別のフライトではどうだろう:

Flight A costs $400 with a stopover of 60 minutes.
フライトAは400ドルかかり、60分のストップオーバー。

Flight B costs $330 with a stopover of 150 minutes.
フライトBは330ドルかかり、150分のストップオーバー。

Flight C costs $330 with a stopover of 195 minutes.
フライトCは330ドルかかり、195分のストップオーバー。

In this scenario, most people’s preference is now Flight B.
この場合、多くの人がフライトBが良いと感じるだろう。

Logically speaking, that makes no sense:
論理的には、これは理屈に合わない:

B should be no more attractive now than in the first example because the waiting time and price are still exactly the same.
Bは一番目の例と待ち時間や価格が同じなのだから、すでに魅力的ではないはずだ。

But the change in Flight C – to have an even longer stopover – has altered the way the participants perceived the other possibilities,
だがフライトCの変化、より長い待ち時間、が参加者を変化させ、他の可能性に気づかせた。


alter「(部分的に)変える、変更する、改造する、作り変える、去勢する」。

participant「参加者、加入者、出場者、関係者」。

perceive「知覚する、認める、気がつく、理解する、了解する」。

so that now they preferred to suffer a longer waiting time for a cheaper price.
だからこの場合、彼らは安い価格と引き換えに待ち時間の長さを受けれたのだ。



こういうオプションを色々と組み合わせて、あたかもお客さんが自分でそれを選んだように上手く誘導する、「おとり効果」でそれを可能に出来ると。

ホテルの宿泊プラン、ファーストフードのセットメニュー、福袋、スーパーのまとめ買い等々、色んな場面でこれが活用されているのでしょうね。


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