ザ・メンタリスト シーズン3 第22話より:

at all costs
何としてでも、どんな犠牲を払っても


前途有望なヴァイオリニスト・エレノアが遺体で見つかり、捜査にあたるCBI。

現場では最近、地元ギャングの入団式と称して、
通り魔的に通行人が襲われる事件が多発していたという。

リズボンらは、かつて彼女はそんなギャングの一人と交際してたという情報を得て
その男を捜索することに。

一方ジェーンはエレノアはオーケストラで第一ヴァイオリンを勤める腕前だったと聞き
捜査そっちのけで、ヘッドフォンで彼女の演奏に聞きほれている。

Music later.
音楽は後にして。(リズボン)

We have a viable suspect, the victim’s ex-boyfriend.
容疑者が現れたの、被害者の元彼氏よ。(リズボン)

Meh. Wild goose chase, I hope.
えーっ。 ハズレだといいけど。(ジェーン)

You hope? Why?
ハズレだといい? 何で?(リズボン)

Well, because if it is, the boyfriend is boring, tragic but dull,
だって元彼氏が犯人なんて退屈だよ、悲劇的だけどありきたり、(ジェーン)

which is to be avoided at all costs.
それは何としてでも避けたい事態だね。(ジェーン)


viable 「実行可能な、(生物が)生存出来る、有望な」。

wild goose chase 「無駄足を踏む、徒労に終わる」、
これは wild goose 「野生の雁」を chase「追って」捕まえるのはとても難しい事から
このような意味になったそうです。

dull 「冴えない、つまらない、鈍い」。

avoid 「避ける、回避する」。

そして at all costs は「何としてでも、どんな犠牲を払っても」ということで
よく似た形で at any costs というものありますが、
all「全て」なのか、any「何でも」なのかの違いだけで、ほぼ同義とされています。

どちらも「どれだけ費用、または必要な犠牲や労力をかけても」という意味で
ジェーンはどんだけ退屈が嫌いなんだ?と思います。

ex-factor, X-factor

(セリフが前後しますが)ex「元の、かつての」。

ex は単体だと example「例」の略語の場合もありますが、
my ex とか、ex-boy(girl) friend といった場合は「元配偶者、元彼(彼女)」という意味です。

これで思い出すのはローリン・ヒルの名曲「ex-factor」、
傷ついて離れようとするけどまた戻ってしまう腐れ縁の「元彼の事」という曲です。


また同じ発音で「X-factor」という英米でやってるオーディション番組がありますが
これは extra「思いがけない、特別な」factor「要因、要素」、
つまり「素人さんの持つ驚くような要素(才能)」を発掘するよというわけです。

また先ほどのローリン・ヒルの曲タイトルに、こちらの意味をあてはめると
「(お互いにしか分からない)特別な要素」、
2人が離れられない特別な要素、という解釈も出来て
上手く2つの意味をかけたタイトルになっているのが分かります。

単語一つでも、掘り下げていくと意外な繋がりが見えてきて面白いですよね。



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