昨日から「The best James Bond themes that never made it to the screen – ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」を読んでいます。
・「ボンド映画の主題歌になれなかった名曲たち」(1)
As Billie Eilish prepares to unleash her Bond theme No Time To Die at the Brit Awards, BBC Music looks back at some of the Bond themes that might have been…
ビリー・アイリッシュがブリット・アワードで新作「No Time To Die」の主題歌を披露する準備をしている間に、BBCミュージックでは、主題歌だったかもしれない曲をいくつか振り返ってみよう・・・
Johnny Cash, Thunderball
ジョニー・キャッシュ「サンダーボール作戦」Film:Thunderball (1965)
作品:「サンダーボール作戦(1965)」
Lost to: Tom Jones
主題歌に決まったのは:トム・ジョーンズ
Better than the chosen theme?: Tied
実際選ばれた曲と比べて?: 互角
Most Bond-like lyric: Somewhere, there is a man who could stop the thing in time/ He is known by very few but he’s feared by all in crime
ボンドっぽい歌詞:この世のどこかに任務を果たす男がいる / 彼を知る者はごくわずか、だがあらゆる悪人が彼を恐れる
stop the thing in time(物事を時間内に止める)=「任務を果たす」。
“Thunderball, your fiery breath can burn the coldest man!” intones The Man in Black, in a manner both outrageously camp and as stony faced as an Easter Island statue.
「サンダーボール、お前の激しい息は冷酷な男をも燃やす!」途方もなく大仰に、かつイースター像のごとく無表情で黒衣の男が歌う。
intone「厳かに話す、唱える、詠唱する、(聖歌を)歌い始める」。
Lyrically, Cash’s failed Bond theme follows the film’s plot faithfully – coastal city menaced by a ship containing a giant bomb – in a cinematic country style full of whooping backing vocals and booming brass.
歌詞において、キャッシュはこの作品の筋に添っていない – 巨大爆弾を積んだ船に脅かされる沿岸都市という – この映画版カントリーミュージックはホーホーというコーラスと金管楽器が響き渡る。
whoop「おーい(という叫び声)、(フクロウなどの)ホーホーと鳴く声、(百日ぜきなどの)ゼーゼーいう音」。
Tom Jones, of course, may have recorded the actual theme, but Cash’s effort is a champion among failures.
トム・ジョーンズはもちろん実際の主題歌を担当したが、キャッシュの尽力は失敗作の中のチャンピオンと言えるだろう。
比べて聞いてみると、やっぱりトム・ジョーンズの方が「007感」があるな~と思います。
Wikiによるとこの作品の主題歌には、シャーリー・バッシー(ゴールドフィンガーの人)のバージョンも用意されていたそうですが、女性目線が作品イメージと異なるということで、急遽差し替えになったそうです。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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