先日から「Why The Godfather Part III has been unfairly demonised -「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」を読んでいます。

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・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(1)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(2)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(3)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(4)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(5)
・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(6)

The exhilarating start

陽気な始まり

exhilarate「浮き浮きさせる、陽気にする」。

But the film soon picks up with its true, exhilarating beginning.
だが映画はすぐに、本来の陽気な始まりになっていく。

Several generations of Corleones, along with friends and business associates, gather at a party celebrating Michael.
数世代のコルレオーネ一族が、友人や仕事仲間と共に、マイケルを祝うパーティーに集う。

His sister, Connie, sings an Italian song, while shady-looking visitors pay homage to Michael in his office.
彼の妹コニーはイタリアの歌を歌い、怪しげな訪問客たちはマイケルのオフィスで彼に敬意を表す。


homage「(人に対して公に示す)敬意、尊敬、臣従の礼、忠誠の宣誓、オマージュ」。

He now has bristly grey hair and a lined face, and controls his family and business with authoritarian power.
今や白髪がみっしりで皺を刻んだ面立ちの彼は、独裁的な力で一族とビジネスを支配している。


bristly「剛毛質の、密生(直立)した、逆立った、怒りっぽくて扱いにくい、けんか腰の」。

The extravagant 30-minute sequence echoes Connie’s wedding at the start of The Godfather, and the First Communion party in Lake Tahoe that began Godfather II.
この贅沢な30分間の一幕は、パート1のコニーの結婚式と、パート2の冒頭、タホ湖での初聖体拝領パーティーをなぞっている。


First Communion「初聖体拝領」。

echo「こだま、(世論などの)反響、共鳴、反映、(人の言葉等を)おうむ返しに繰り返す・そっくり真似る、模倣者、電磁波の反射」。

Michael’s office even has the same light slanting through the blinds that we saw in his father’s office in the first Godfather, when Marlon Brando as Vito Corleone received visitors.
マイケルのオフィスには、パート1でマーロン・ブランド演じる彼の父・ヴィトーが訪問者を迎えた時と同じ光がブラインドから差し込んでいる。


slant「傾斜、勾配、坂、斜面、斜線、斜めの、傾斜した、(物の)見方・観点・傾向」。

Throughout, these call backs to the previous films add resonance while trenchantly revealing how things have changed.
至る所でそうした前作を思い出させる手法によって、物事がどう変化したかをはっきりと明かしつつ、奥深さを加えている。


throughout「至る所、すっかり、隅から隅まで、終始」。

call back「電話をかけ直す、呼び戻す、召還する、思い出させる、取り消す」。

resonance「共鳴、反響、共振、奥深さ、深い味わい、余韻、呼び覚ます、喚起する」。

trenchant「痛烈な、辛辣な、厳しい、激しい、はっきりした、明確な」。

Michael is burdened by conscience in a way Vito never was.
マイケルにはある意味ヴィトーには無かった、良心の呵責がある。


conscience「良心、道義心、善悪の観念」。

“I don’t apologise,” Vito tells Michael near the end of The Godfather, justifying his brutality because he was trying to save his family.
ヴィトーはパート1の終盤で「わしは詫びたりはせん」とマイケルに語り、家族を守るためだった自身の蛮行を正当化している。

Godfather III is all about Michael’s need to atone.
パート3とはつまり贖罪を求めるマイケルを描いているのだ。


atone「償う、罪滅ぼしをする」。


確かにヴィトーは家族からすれば「金と力を握る頼れる父」ですが、周囲からすれば「犯罪行為でのしあがったマフィア」。

マイケルはパート1で、ある意味開き直ったヴィトーに思いやりと理解を示しますが、彼自身の人生では、やはり自らの行いを正当化出来なかった。

マイケルの場合は兄弟を殺めてしまった事に加えて多分、夫の仕事を詮索しなかったヴィトーの妻(マイケルの母)とは違い、彼の不正や犯罪行為を見逃せなかった妻・ケイの影響もあるのかなと思います。

もしかしたらパート1でマイケルがシシリアで結婚したアポロニアの方が、マイケルの人生には合っていたのではと、映画を見た人はチラリと思うかも。

とにかく何度見ても気づきがあって、どこの何に気づいたかで、大人になった度合(?笑)が測れるような映画だな~と思います。


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