昨日から「Why The Godfather Part III has been unfairly demonised -「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」を読んでいます。

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・「ゴッドファーザー パート3が不当に悪者扱いされた理由」(1)

Twelve minutes shorter, it rearranges some key episodes, eliminates a few minor scenes and trims a line here or there.
再編集版は12分短く、いくつかの重要エピソードの組み替えとマイナーなシーンの削除で、内容があちこち整理されている。


line「綱、紐・縄、糸、線、(文字)行、(役者の)セリフ、道路、道筋、情報、概略、傾向」。

But until its altered ending, it is fundamentally the same film, better in parts than as a whole.
だが差し替えられたエンディングまでは、基本的に同じ映画であり、部分的に全体の出来映え以上に優れたシーンがある。

It is too flawed to come close to the accomplishments of The Godfather (1972) or its sequel, both among the most towering and influential films of the 20th Century.
本作は20世紀の映画の中で最も優れ、大きな影響を及ぼす作品となったゴッドファーザー(1972)と、その続編の偉業に近づくには欠陥が多すぎる。


towering「高くそびえる、大きな、高遠な、激しい、非常に優れた、非凡な」。

accomplishment「完成、成就、遂行、成果、業績、偉業、特技、芸才、(上流の)教養、たしなみ」。

They have penetrated the culture, from their language (“I’m going to make him an offer he can’t refuse”) to their quintessentially American story of immigration and upward mobility.
前2作は彼らの流儀(「(抵抗するなら)奴に断れない申し出をするまでだ」)から、典型的なアメリカの移民と成り上がりの物語までが、文化に浸透した。


speak one’s language(その人の言語で話す)=「その人の考えで、その人の好みや思考にそって」。

quintessential「典型的な」。

upward mobility「出世コース、(社会的・経済的)上層階層への移動、上昇志向」。

penetrate「突き刺さる、貫く、突き進む、~を通す、~に入り込む、見通す、見抜く、洞察する、理解する、(思想などが)~に浸透する、(感情などが人の心に)しみ込む」。

But the new version clarifies Coppola’s epic vision, revealing how much the Corleone story was always Michael’s, a deeply moral saga of guilt and redemption.
しかし新バージョンではコッポラの叙事詩の構想が明確になり、このコルレオーネの物語は常にマイケルの物語であったこと、非常に道徳的な罪と償いの物語であることが明らかになっている。


epic「叙事詩、史詩、叙事詩的な長編作品、英雄的な、雄大・偉大な、異常に大きい、大規模な」。

He just happened to be a mob boss.
彼はたまたまマフィアのボスになったのだから。



1ではマイケルはヴィトーの実子たちの中で唯一大学に通うお坊ちゃん、真っ当な道で上流に属してほしいと父ヴィトーも願っていたんですよね。

マフィア稼業は長男ソニーに継がせるはずが運命が狂い、身体の弱った父ヴィトーを守るため、マイケルは裏社会に自ら飛び込んでいく。

本当はいつも真っ当な世界で生きたかったのに周囲がそれを許さない、それが3の有名なセリフ Just when I thought I was out, they pull me back in「やっと(裏社会から)抜け出せたと思うと、奴らはまた俺を引き戻す」で表されています。

マイケルの妻・ケイはマフィアの道にどっぷり浸かった夫を、約束(自分がボスになったら数年でまともな稼業に変えてみせる)が違うと責め立て、離婚することになるんですが、これもまあ始めから無理な約束で・・・。

しかし目の前の愛する人を引きとめたくて、つい出来ない約束をしてしまう、そういう事もありますよね。

そんな風に細かく追っていくと、常にマイケルは「堅気の人で居たかった」のが分かるストーリーになっていて、この辺もただの派手なマフィア映画とは違う深みを作品に与えているのかなあと思います。


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