先日から「The fate of antiques and heirlooms in a disposable age -「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」を読んでいます。

使い捨て時代のアンティークと家宝の運命


・「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」(1)
・「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」(2)
・「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」(3)
・「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」(4)
・「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」(5)
・「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」(6)
・「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」(7)
・「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」(8)
・「使い捨て時代のアンティークと家宝の運命」(9)

De Cabarrus says it is the under 35s who are showing the most interest in antique furniture now for these reasons.
ド・キャバルス氏によると、そうした理由から、今、アンティーク家具に最も興味を示しているのは、35歳以下の人々だという。

She says that antiques can be as innovative and space-efficient as anything you can buy from a modern store.
彼女曰く、アンティークはモダンな店で買える物と同じく、革新的で空間効率が良い。

“As to which antiques are likely to retain value, it is very difficult to predict with the vagaries of the market.
「どんな骨董品が価値を維持しうるかについては、市場の変動次第なので予測は非常に困難です。


vagary「予測のつかない変化・変動、とっぴな行ない、酔狂、気まぐれ」。

For the majority, the best advice is to buy a piece that gives you pleasure every time you look at it or sit on it.”
大多数の人にとって最良のアドバイスは、見るたび、座るたびに喜びを感じられる品を買うことです。」

Under the right to repair rules, perhaps in time we will come to value our technologies as a longer-term investment, even if only sentimentally.
「修理する権利」のルール下では、おそらくそのうちテクノロジー製品も長期的投資とみなし、たとえ心情的なものであっても評価するようになるだろう。

Will we see a resurgence in nostalgic 90s technology, or will working examples of these items only become more scarce?
果たして懐かしい90年代のテクノロジー復活を見る事になるのか、それともそれらの実働品はますます希少になるのだろうか?


scarce「不足で、欠乏して、少ない、まれな」。

The repairability is surely important because what purpose does technology have if you cannot use it?
修理可能かどうかは確実に大事な点で、でなければ使えないテクノロジー製品を持つ意味があるだろうか?

In a disposable age, so many of our possessions currently end up in landfill.
使い捨ての時代、私たちの持ち物の多くが埋め立てられているのが現状だ。

But imagine if more of the objects you own could be like Maeda’s 400-year-old plate, lovingly restored and enjoyed through the generations
だがもし前田さんの400年前の皿のように、もっと多くのモノが愛情を込めて修復され、何世代にもわたって楽しめるとしたらどうだろう、

- despite their age and imperfections.
それが古くて不完全であっても。


- 完 -


なるほど~、古い事はともかく、不完全であることは、彼らの価値観からするとやっぱり少し我慢の対象になる感じなんですかね。

修復跡(金継ぎ)も美しいと考えるのは、わびさびの感性というか、若干異質なのかな?と思える結びでした。

確かに西洋の食器はひびや修復跡が入ると、それは景色の邪魔になるようなところがあるかもしれませんね。

完全体でないと美しくないというか、きちっと計算されて描かれた絵柄が多いので。

和食器の場合は抽象的で渋めの絵柄が多いので、そこに金が入ると映える。

良くも悪くも曖昧なところがあって、それが傷や古色も融合させるような感じで。

ともかく英国では若い人(35歳以下)の方がアンティークに興味を持っているとか。

新しいものも素敵ですが、古いものを愛用するのもまた一つ、暮らしの美を作る方法という感じがします。


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