先日から「Follow in the footsteps of Japan’s beloved Tora-san -「日本で愛される“寅さん”の足跡をたどる」を読んでいます。


・「日本で愛される“寅さん”の足跡をたどる」(1)
・「日本で愛される“寅さん”の足跡をたどる」(2)
・「日本で愛される“寅さん”の足跡をたどる」(3)

Goodbye, for now

しばし、さよなら

Hidden behind the temple is a beautiful Japanese garden, Suikei-en.
お寺の裏手には、美しい日本庭園「邃渓園」がある。

While carp swim freely in a pond surrounded by pine trees, visitors can enjoy this serene corner of Old Tokyo as Tora-san once did.
松の木に囲まれた池には鯉が自由に泳ぎ、訪れた人は寅さんのように、ひっそりと静かな古き東京を楽しめる。


serene「晴朗な、うららかな、のどかな、澄み渡った、雲ひとつない、穏やかな、静かな、落ち着いた、安らかな、平和な」。

Continuing in his steps, they can ride the man-powered Yakiri-no-watashi ferry at the banks of the Edo River.
続いて、江戸川のほとりにある人力の渡し舟「矢切の渡し」にも乗ることができる。

With no motor, the boat silently drifts across the still waters, transporting people back and forth the old-fashioned way.
モーターのない船が静かな水面を音もなく進み、昔ながらの方法で人々を運んでいる。

Like Tora-san, movie buffs must leave Shibamata once again for another adventure.
寅さんのように、映画ファンも柴又を出て再び冒険に出るべし。

However, the Tora-san Museum – a few minutes’ walk from the Shibamata Taishakuten Temple
とはいえ柴又帝釈天から歩いて数分のところにある寅さんミュージアムは、

- is a tribute to the life of this adored Japanese hero and a final stop for any dedicated fans.
日本中に慕われた寅さんの人生に敬意を表したもので、熱心なファンにとっての終着駅となるだろう。


- 完 -

寅さんを演じた渥美清さんは、私生活を表に出さなかった方だそうで、ご病気の事もごく内輪の関係者しか知らず、シリーズ後半は密かに治療を受けながら撮影を続けられたとか。

今年公開の007シリーズで、ダニエル・クレイグは5作品、15年間演じたボンド役を降板しますよね。

Time to move on(ここらで潮時・先へ進む時が来た)と、彼は言っていましたが、俳優にとって一つの役を何十年も演じるのは、相当な覚悟が必要なんだろうと感じます。

ティモシー・ダルトンは確かそういう理由(プロデューサーの希望本数までボンド役をやり続けたら、自分の人生が終ってしまう)で、2作で降板しました。

それを渥美さんの場合は28年間、ほぼ俳優人生の大半が寅さんだった方ですから、本当に覚悟を持って演じ続けた役だったんだろうと、勝手に思っています。

シリーズ後半の方は、やっぱりお痩せになってて、少し悲しい気持ちにもなりますが、渥美さんが人生を費やして残してくれた寅さんを、これからもずっと楽しみ続けたいです。

いや~、自分で思う以上に寅さん大好きみたいで、つい熱くなってしまいました(笑)。


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