昨日から「Follow in the footsteps of Japan’s beloved Tora-san -「日本で愛される“寅さん”の足跡をたどる」を読んでいます。


・「日本で愛される“寅さん”の足跡をたどる」(1)

In his iconic beige suit, he would exit Shibamata Station and make his way down Taishakuten Street to his home above the Japanese sweet store, Toraya, known for their soft rice dumplings.
彼を象徴するベージュの背広姿で柴又駅に降り立ち、帝釈天通りを歩き、自宅である団子で有名な和菓子屋「とらや」に向かう。

The street was always vibrant and packed with customers visiting the area’s fresh fish restaurants, rice cracker stalls, soba noodle shops and pickled foods stores, many of which are still in business today.
通りには鮮魚店や煎餅屋、蕎麦屋、漬物屋など、今も営業している店が多く、常に活気にあふれていた。

When the neighbouring shopkeepers would spot him walking through the crowd, their faces would light up and they would welcome him back as though he was their own son.
人ごみの中を歩く彼を見つけると、近所の店の人たちは顔を輝かせ、まるで自分の息子のように彼を迎え入れる。


Unlucky in love

恋愛には恵まれない

Despite his happy-go-lucky nature, life was not always grand for Tora-san.
楽天的な性格の寅さんだが、人生は決して順調ではなかった。

In addition to family troubles, he was notorious for being unlucky in love.
家庭の問題に加えて、恋愛では不運続きで有名なのだ。

On each of the 48 trips he went on throughout the series, he would meet and fall hard for a beautiful local girl.
シリーズ通算48回の旅毎に、彼は現地の美しい女性と出会い、激しい恋に落ちる。

Sadly, he would always find a way to mess it up, and would end up alone once again.
悲しいかな、彼はいつも失敗して、また一人になってしまう。

But he never lost hope.
それでも彼は希望を失わない。

After all, this was all part of what’s tough about being a man.
つまるところ、これも男のつらさなのだろう。

After each failed romance, his heart would always lead him back home to the lively streets of Shibamata.
恋愛に失敗すると、彼の心はいつも柴又の活気ある街へと帰っていくのだ。



何でタイトルが「男はつらいよ」なのかなと思うと、私は「やせ我慢」という言葉が思い浮かびます。

傷心して、あるいは金欠(大体いつも・笑)で苦しくても、寅さんは身内以外にはいつも「ええかっこしい」で、優しさがあります。

生い立ちは複雑で、寅さんは父が外に作った子供で、妹のさくらとは血は繋がっておらず、実母にも捨てられ、さくらの生母が引き取ってくれたという身の上。

なので、とらやの人々は確かに家族だけども、どこか天涯孤独な雰囲気もあり、それでも人には優しく明るさを失わない。

基本的に一匹狼だけども、旅先で寅さんと知り合った人は皆、寅さんを好きになり、助けが必要な時は手を差し伸べてくれる。

この辺に、やせ我慢と、つらさを背負った男の美学、みたいなものを感じて「男はつらいよ」だなあ~と思うのです。


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