先日から「The Godfather: Have we misunderstood America’s greatest film? -「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」を読んでいます。


・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(1)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(2)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(3)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(4)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(5)
・「ゴッドファーザー:この偉大な映画は誤解されている?」(6)

None of this proves that the film is feminist, exactly:
このことは、そのまま本作がフェミニストであることを証明するものではない、

Coppola is too reverential towards its martyred women for that.
コッポラは、それにしては犠牲となる女性たちを、あまりに敬い過ぎるからだ。


reverential「尊敬・畏敬の念を表わす、うやうやしい」。

martyr「(特にキリスト教の)殉教者、(信仰・主義などに)殉ずる人、殉難者、犠牲者、絶えずひどく悩む人、受難者」。

In a Sight and Sound interview from 1972, reprinted in the current issue, he waxes lyrical about “a kind of feminine, magical quality, dating back to the Virgin Mary or something I picked up in catechism classes, that fascinates me”.
1972年の「Sight and Sound」誌のインタビューで、彼は「かつて聖母マリアや教理問答の授業で習ったような、ある種の女性的で不思議な性質が私を魅了する」と熱狂的に語っている。


catechism「教理問答、公教要理、教理問答書、(英国国教の)公会問答、問答式教授(法)、やつぎばやの質問」。

wax lyrical「(ある事柄について)熱狂的に語る、興奮して話す、叙情的になる」

And it’s true that he never paints the female Corleones in shades of grey.
そして、彼がコルレオーネの女性たちの微妙な違いを描かないことも事実だ。


shades of gray「(考え方などの)微妙な違い」。

Kay, Apollonia and Vito’s wife never condone their husbands’ crimes, and Connie is banished to an apartment in New York after her wedding.
ケイ、アポロニア、ヴィトーの妻は夫たちの犯罪を決して許容せず、コニーは結婚後、ニューヨークのアパートに追いやられる。


condone「大目に見る、容赦する、我慢する」。

banish to「(人を)~に追放する」。

It’s as if Coppola can’t bear the thought that they might be complicit in the men’s nefarious deeds.
まるで、彼女たちも男たちの悪事の共犯かも、などということは、コッポラには耐え難いかのように。


complicit「共犯の、共謀した」。

But his approach in The Godfather doesn’t “demean or demote” women so much as it places them on a pedestal.
しかし「ゴッドファーザー」での彼のアプローチは、女性を「卑しめたり降格させる」のではなく、女性を「祭り上げる」のである。



えええ、ケイ以外の妻たちは、夫の犯罪を決して見逃さない(容赦しない)??

私はてっきり「薄々感づいてるけど、知らないふりをしている」のかと思っていました。

ヴィトーはパート2で、オリーブオイルの輸入会社から始め、色々と事業を起こしていきますが、それであのレイク・タホの別邸やニューヨーク、イタリアの立派な家、日々の不自由ない豊かな暮らしが実現出来ると、本気でマンマは信じていたのか?

ケイがすぐにおかしいと気づいたように、マンマも夫や息子たちの様子を見ていれば、本当の事は分かるのでは・・・ただ、思いやりとして知らないふりをしているだけで。

あ、もしかしたら小説では、そういう描かれ方なのかもしれないですね。


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