先日から「How orange juice took over the breakfast table -「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」を読んでいます。
・「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」(1)
・「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」(2)
In fact, true acidosis, which has a variety of causes, cannot be remedied by eating lettuce and citrus, as McCollum claimed.
実際には、真のアシドーシスには様々な原因があり、マッカラムが主張するような、レタスや柑橘類を食べることでの改善は出来ない。
But that didn’t stop the imagination of the citrus industry from taking advantage of this new fear.
しかしこの新たな恐怖に対する、柑橘類業界の想像力は止まらなかった。
Adee Braun, in a story for the Atlantic, quotes from a Sunkist advertising pamphlet:
アディー・ブラウンが「アトランティック」誌の記事の中で、サンキスト社の広告パンフレットを引用している、
“Estelle seemed to lack vitality; didn’t even make an effort to be entertaining; hence, she did not attract the men…
「エステルには活力がなく、楽しませようという努力もなく、それゆえ男性も寄ってこない・・・。
‘Acidosis’ is the word on almost every modern physician’s tongue.”
『アシドーシス』は、現代の医師のほとんどが口にする言葉である。」
“The cure was simple: Consume oranges in any form and at every possible opportunity,” Braun writes.
「治療法は簡単、どんな形でも、どんな機会でも、オレンジを消費すること」と、ブラウン。
“And Sunkist assured the acidosis-fearing reader that it was impossible to overindulge in oranges.”
そして、アシドーシスを心配する読者には『オレンジに食べ過ぎはない』とサンキストが断言している。」
The focus soon got back on vitamins, as doctors pushed back against these ideas,
やがてこうした考え方に医師たちが反発したため、再びビタミンに焦点が当たるようになった、
but the will to embrace any whimsy in the service of oranges was there.
だがそこには、オレンジのためならどんな気まぐれも利用したい意向もあった。
whimsy「気まぐれ(な考え)、奇抜さ、奇想、奇抜な行動、奇行」。
Juice was still canned at this point in its evolution and far from popular.
ジュースはこの時点ではまだ缶入りで、普及にはほど遠い状態。
But the government, especially the Florida Department of Citrus, was willing to invest in experimentation.
しかし政府、特にフロリダ州政府柑橘局では、実験的な投資に前向きであった。
サンキストオレンジ、何か久しぶりに名前を聞いた気がします(笑)。
子供の頃はプラッシーとは違う、本格派オレンジジュースという感じがしていました。
アシドーシスの治療にオレンジを食べよう・・・というキャンペーンは医師によって修正されようとしたけれど、柑橘業界はもう止まらず。
このチャンスを逃してなるものか!とグイグイいったと(笑)。
でもそれには不味い缶入りジュースをどうにかしないと・・・という課題が見えてきましたね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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