昨日から「How orange juice took over the breakfast table -「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」を読んでいます。

オレンジジュースが朝食の定番となったわけ


・「オレンジジュースが朝食の定番となったわけ」(1)

Florida, however, grew four varieties, and all of these were decent juice oranges.
フロリダではしかし4種類を栽培しており、いずれもジュース用のオレンジであった。

That meant that when, in 1909, the growers met to deal with a burgeoning problem – a glut of oranges, too many for the market to bear – juicing them, rather than curbing their production, was considered a feasible solution.
そのため1909年に生産者が集まり、市場に溢れるほど大量のオレンジが発生した問題の対処として、生産量を減らすのではなく、ジュースにすることが現実的な解決策だと考えられたのだ。


burgeon「芽、若枝、急に出現・発展する」。

glut「満たす、~を飽きるほど食べる、過度に供給する」。

feasible「実行できる、うまくいきそうな、もっともらしい、ありそうな、~に適して、便利で」。

Orange juice made commercially was only available in a can.
市販のオレンジジュースは、缶入りしかなかった。

The flavour of canned orange juice was nothing like fresh, and the appetite for it reflected that.
缶入りオレンジジュースは、フレッシュな風味とは全く異なり、あまり飲みたくならないものだった。

Only 0.01 pounds, or about a teaspoon, of canned orange juice was consumed per person in the US in 1930, writes historian Alissa Hamilton in her book Squeezed,
歴史家のアリッサ・ハミルトン氏は、著書「Squeezed」で、1930年のアメリカでは一人当たりわずか0.01ポンド、約小さじ1杯の缶入りオレンジジュースが消費されたと書いているが、

compared to nearly 19lbs (8.6kg) of oranges per person in the same year.
同じ年に一人当たり約19ポンド(8.6kg)のオレンジが消費されたのと比較すると、その差は歴然。

Be that as it may, oranges, juiced and otherwise, were the subject of a strenuous advertising campaign by orange interests in the 1920s, when the discovery of vitamins was a current event.
ともあれビタミンが発見された1920年代、ジュースなどのオレンジは関係者の熱心な宣伝活動の対象になっていた。


strenuous「奮闘的な、熱心な、奮闘を要する」。

Vitamin C was a perfect reason to consume more oranges.
ビタミンCは、オレンジをもっと消費してもらうのに最適な理由であった。

Things really got off the ground when nutrition personality Elmer McCollum popularised a mysterious ailment he said resulted from eating too many “acid-producing” foods, like bread and milk: acidosis.
それが本格的に普及し始めたのは、パンや牛乳など「酸を発生する食品」の食べ過ぎで起こる不思議な病気、アシドーシスを、栄養学の権威エルマー・マッカラム氏が提唱し始めてからだった。



オレンジそのものは美味しいけれど、当時の缶入りオレンジジュースは、あまり人気がなかったと。

今もオレンジジュースで缶入りって、そういえばほとんど無いような。

何となく金属の質感・風味と酸味のあるオレンジは合わない気がしますし、缶入り=長期保存出来るもの、なので新鮮なイメージが湧かないかもしれませんね。


もし今、私が家族や友人から「どうしたら英語が手軽に学べるか?」と聞かれたら、真っ先に勧めたいのが「スタディサプリENGLISH」です。

理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。

私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!

私の英会話教材体験記