先日から「Kanaye Nagasawa: The samurai who forever changed California -「長澤鼎(かなえ):カリフォルニアを変えたサムライ」を読んでいます。

長澤鼎(かなえ):カリフォルニアを変えたサムライ


・「長澤鼎(かなえ):カリフォルニアを変えたサムライ」(1)
・「長澤鼎(かなえ):カリフォルニアを変えたサムライ」(2)
・「長澤鼎(かなえ):カリフォルニアを変えたサムライ」(3)
・「長澤鼎(かなえ):カリフォルニアを変えたサムライ」(4)
・「長澤鼎(かなえ):カリフォルニアを変えたサムライ」(5)
・「長澤鼎(かなえ):カリフォルニアを変えたサムライ」(6)

“He suffered twice at the hands of the government, so it would be understandable if he had some bitterness,” said Perkins of her and Mary’s father, Kosuke.
「彼は政府によって二度も苦しめられたのですから、多少の恨みを抱いても仕方がないでしょう」とパーキンスは、彼女とメアリーの父、コウスケについて語る。

“But I don’t think he wanted to impart that to us.”
「ですが父はそれを私たちに伝えたかったとは思えません。」


impart「分け与える、授ける、添える、加える、知らせる、伝える、告げる」。

In fact, during their childhood, the Ijichi and Mori children had little knowledge of Fountaingrove or the family legacy.
実際、伊地知家や森家の子どもたちは、幼少期にはファウンティングローブや家系にまつわる話はほとんど知らなかった。

“I think my father suppressed his true feelings about it,” Mary said.
「父は本心を抑えていたのだと思います」とメアリー。

“We all knew this was where my father and my aunt grew up and we drove up to see it a couple of times, but we didn’t really know the story.”
「この場所が父と叔母の育った場所であることは皆知っていて、何度か車で見に来ましたが、その経緯についてはよく知りませんでした。」

It wasn’t until the late 1970s and early ’80s that the story began to resurface, at least locally, when LeBaron began covering it for the Santa Rosa Press Democrat newspaper.
少なくとも地元でこの物語が再び注目され始めたのは、1970年代後半から80年代前半にかけてで、ルバロン氏がサンタ・ローザ・プレス・デモクラット紙で取材を始めてからであった。


resurface「表面を付け替える、再舗装する、(潜水艦が)再浮上する」。

At the same time, Japanese media came to film documentaries on the collective legacy of the 19 Kagoshima samurai students, many of whom had gone on to become prominent figures in government and industry after returning to Japan.
それと同時期に日本のメディアが、鹿児島の19人の侍たちが、帰国後に官界や産業界の重鎮となるまでを追うドキュメンタリーを撮影にやって来たのだ。


prominent figure「重要人物、大立て者、重鎮、著名人」。

But it was the Paradise Ridge exhibit that most helped Nagasawa’s heirs begin to tell their story again.
だが長澤の相続人たちが再び物語を語り始めるのに最も役立ったのは、パラダイス・リッジの展示であった。

“It was a positive thing for my father to go through and contribute photos, it helped him to know that the Bycks were sincere and that preserving the history meant something to them,” said Mary.
「父にとって、家族の歴史を振り返ったり写真を提供することは喜ばしいことであり、バイクス家の人たちの誠実さと、長澤の歴史を守る事は彼らにとっても意味があるということを父が知る助けになりました」とメアリー。



初代の鼎氏はともかく、国に全てを奪われた経験を持つその子孫たちにとっては、長澤家の歴史は封印したいことだったのかもしれないと感じました。

バイクス家の人々が、長澤鼎の功績に再び光を当て、その事が子孫たちの心を少しずつ癒していく助けになったような。

こういう事は日本で戦争を経験した人々にも多くあっただろうと思います。

もし戦争が無ければ、今とは全く違う未来があったはず・・・という思いを抱えながら、焼野原をどうにか生き抜いた。

そういう人たちのおかげで今があることを、決して忘れてはいけないんだと改めて思います。


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