先日から「The scandalous roots of the amusement park -「遊園地のスキャンダラスな起源」を読んでいます。

遊園地のスキャンダラスな起源


・「遊園地のスキャンダラスな起源」(1)
・「遊園地のスキャンダラスな起源」(2)
・「遊園地のスキャンダラスな起源」(3)
・「遊園地のスキャンダラスな起源」(4)
・「遊園地のスキャンダラスな起源」(5)
・「遊園地のスキャンダラスな起源」(6)

In theory, the gardens’ clientele exemplified the much-heralded egalitarian nature of US society but that proved to be little more than a fantasy, especially when it came to race.
理論的には庭園の客層は、アメリカ社会でもてはやされていた平等主義を体現していたが、殊に人種に関しては、それは幻想に過ぎないことが証明された。


herald「布告・報道者、使者、先駆者、先ぶれ、(英国の)紋章官・式部官・伝令官」。

egalitarian「平等主義の」。

Although there were some gardens catering to a free black clientele in New York and New Orleans, signs forbidding entry to people of colour were common in both the North and the South of the country.
ニューヨークやニューオリンズには黒人客も入れる庭園があったものの、南北ともに有色人種の立ち入りを禁じる看板はよく見かけられた。

“There are attempts at it, but it very much becomes apparent that it’s an illusion,” says Stubbs.
「試みはされていましたが、明らかにそれらはまやかしでした」とスタッブス氏。

While exploring what it meant to actually be American,
庭園は、本当のアメリカ人とはという意味を探求し続けた一方で

the gardens also offered the perfect environment for patriotic displays of nationhood, and became the natural home for Fourth of July celebrations.
愛国心の表現に最適な環境を提供し、自然と独立記念日を祝う場所になっていく。

The French entrepreneur Joseph Delacroix, proprietor of a number of New York Vauxhalls, was particularly noted for the extravagance of his celebrations.
フランスの実業家ジョセフ・ドラクロワは、ニューヨークのヴォクソールをいくつも経営しており、そこで行われる祭典は特に豪華で有名だった。


proprietor「(商店・ホテル・土地などの)持ち主、所有者、経営者、事業主」。

The 1817 festivities included a grand concert, 29 firework exhibits, including a 12ft-wide Star of Freedom and several thousand lights and transparent paintings commemorating the peace treaties of 1783 and 1813.
1817年の祭典では、盛大なコンサート、29発の花火、幅12フィートの「自由の星」を含む数千個の照明、1783年と1813年の平和条約を記念する透明な絵画などが展示された。


peace treaty「講和条約、平和条約」。


ニューヨークのヴォクソールを経営していたジョセフ・ドラクロワの事を少し調べたら、彼がそれらの庭園をやっていたのは、アスター家の所有地であり、基本的には富裕層の遊び場だったようです。

当時の社会を想像すると、そこに有色人種の入る隙間は無かっただろうなあと思いました。

彼のヴォクソールがあった場所の一つは、ラファイエット・ストリートとのこと。

ニューヨークを訪れる機会があったら、この話を思い出して歩いてみたいものです。


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