先日から「The world’s surprising fried chicken capital -「世界も驚くフライドチキンの街」を読んでいます。
・「世界も驚くフライドチキンの街」(1)
・「世界も驚くフライドチキンの街」(2)
・「世界も驚くフライドチキンの街」(3)
・「世界も驚くフライドチキンの街」(4)
・「世界も驚くフライドチキンの街」(5)
・「世界も驚くフライドチキンの街」(6)
・「世界も驚くフライドチキンの街」(7)
And then there’s Kouji Moriyama, whose shop Moriyama was the first ever champion of the Karaage Grand Prix and is the nephew of Nakatsu karaage’s founding father, Shoji Moriyama.
そして、からあげグランプリの初代チャンピオンであり、中津からあげの創始者である森山韶二さんの甥にあたる森山浩二さんの店。
He makes a salt-based crispy karaage that erupts with juices from every bite and has a mix of undisclosed fruits that infuses his chicken with exceptional flavours.
塩をベースにしたサクサクの唐揚げは、噛むたびに肉汁があふれ出し、秘密のフルーツを混ぜ合わせることで、鶏肉に格別な風味を吹き込んでいる。
erupt「爆発・噴火・噴出する、どっと出る、突発する、爆発させる、急に~になる、吹き出る、発疹する、生え出る」。
undisclose「秘密にする」。
But karaage isn’t just something to eat in Nakatsu, it’s an entire identity.
しかし、中津では唐揚げは単なる食べ物ではなく、アイデンティティの一部なのだ。
Every autumn, there’s Karafes, a karaage festival which attracts upwards of 50,000 people from around Japan and the world, and nearly every shop participates to drum up popularity for the city.
毎年秋には、国内外から5万人以上が集まる「からフェス」が開催され、ほぼ全ての店が参加し、街の人気を盛り上げている。
drum up「大いに宣伝して呼び集める、(大いに努力して)~を獲得する」。
The town also holds a Guinness World Record for the largest serving of fried chicken topping out at 1,667.301kg (3,675lb, 12oz) that was set in 2019.
またこの街には、2019年に達成された「から揚げ供給量世界一」1,667.301kg(3,675ポンド12オンス)のギネス世界記録もある。
Of those 40-plus shops in Nakatsu, everyone in the city has their personal favourite.
中津には40を超える店舗があるが、もちろん皆、自分だけのお気に入りがある。
It reminds them of their childhood.
それは彼らに子供時代を思い出させるもの。
It’s a food that rose out of poverty, fed a starving island
貧困から生まれ、飢えた島国を養い
and became a savoury symbol that can now be found at weddings, birthdays and major celebrations including Christmas when millions of Japanese eat fried chicken.
今では結婚式や誕生日、そして何百万人もの日本人がフライドチキンを食べるクリスマスなど、大きなお祝いで見られる美味の象徴となった食べ物なのだ。
And the Karaage Grand Prix is their way to prove that this lineage makes their city the beating heart of fried chicken in Japan.
からあげグランプリは、この血統を受け継ぎ、日本のから揚げの中心地はここだと証明するものなのだ。
lineage「血統、系統、家柄」。
poverty「貧困」、starve「飢餓」、こうした言葉でこの記事は、日本を表しています。
戦争と戦後の混乱期を知らない私からすると、頭ではそういう時代があったことを知っていますが、あまりピンと来ません。
でもこれが、たった70年前の、戦勝国から見た敗戦国日本の姿だったのでしょう。
唐揚げとは違う話ですが、このことを決して忘れてはいけないと個人的に感じます。
二度と自分の国を、こんな風に表現される国にはしたくないと思います。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
下のバナーからどうぞ!