先日から「What will China’s population drop mean for the world? -「中国の人口減少は、世界に何をもたらすのか?」を読んでいます。
・「中国の人口減少は、世界に何をもたらすのか?」(1)
・「中国の人口減少は、世界に何をもたらすのか?」(2)
In the years that followed, China’s continued growth wasn’t because the controversial initiative had failed
その後も中国が成長を続けたのは、この論争の的となった政策が失敗したからではなく
- it was down to a counterintuitive effect known as “demographic momentum”.
「人口モメンタム」と呼ばれる反直感的な効果によるものであった。
counterintuitive「反直感的な」。
This explains how a population with constant levels of mortality and zero migration can continue to increase for decades, even when women are having fewer than 2.1 children.
このことは、死亡率が一定水準にあり移民ゼロの人口が、女性の出産数が2.1人未満であっても、何十年も増え続けることを意味する。
It’s all down to the time delay between births and deaths.
それは、生まれてから死ぬまでの時間の遅れに起因する。
Until recently, China’s population was relatively youthful, with an average age of 35 in 2010, compared to 44.3 in Germany (now it’s 38.4).
最近まで中国の人口は比較的若く、2010年の平均年齢は35歳であったのに対し、ドイツは44.3歳(現在は38.4歳)であった。
At the same time, people have been living longer – in 2021, the country’s life expectancy overtook that of the US.
同時に人々の寿命も延びており、2021年にはアメリカの平均寿命を抜いた。
So, though the number of babies born per woman declined drastically, there were still more babies being born than there were people dying.
つまり一人の女性の出産数は激減しても、亡くなる人の数より生まれる新生児の数の方が多かったのだ。
This has now changed, however.
だが現在ではその状況も変わってきている。
It’s thought that the drop in fertility rates and slight increase in reported deaths during the Covid-19 pandemic
コロナパンデミック時の出生率の低下と報告された死亡数の若干の増加が
may have played a role in accelerating a decline in China’s absolute numbers, though it has been long anticipated.
以前から予想されていたことではあるが、中国の人口絶対数の減少を加速させる役割を果たしたのかもしれない。
こういう話を聞くと・・・あれは国民の若返りを狙って・・・?
などとちらっと考えてしまいますが、よもやそんな恐ろしいことは無いでしょう。
ともかく人口抑制政策をした効果がやっと表れてきて、ここからの数十年、それが世界にどう影響するか、という話ですよね。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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