先日から「The drinking culture hidden inside Japan’s liquor stores -「日本の酒屋に隠れた飲酒文化」を読んでいます。

日本の酒屋に隠れた飲酒文化


・「日本の酒屋に隠れた飲酒文化」(1)
・「日本の酒屋に隠れた飲酒文化」(2)
・「日本の酒屋に隠れた飲酒文化」(3)
・「日本の酒屋に隠れた飲酒文化」(4)
・「日本の酒屋に隠れた飲酒文化」(5)

Yet Seki pointed out that, while the capital’s kaku-uchi are increasing, its liquor shops are declining and, in fact, “more of them have started kaku-uchi businesses as a way to survive”.
関氏はしかし、都内の角打ちが増える一方で酒屋は減少しており、むしろ「生き残りのために角打ちを始める人が増えている」と指摘する。

In Kitakyushu, liquor shops – and hence kaku-uchi – are suffering too.
北九州でも酒屋、つまり角打ちは苦戦している。

Uozumi, founded by the Uozumi family in 1934, is tucked away among scruffy-looking residential buildings in the Moji district, less than 2km from Sake no Awaya.
1934年に魚住家が創業した「魚住」は「酒の阿波屋」から2kmも離れていない門司地区の、雑然とした住宅街の中にひっそりと佇んでいる。

The wooden interior is a narrow rectangular space mostly occupied by a counter, where customers stand facing shelves full of bottles, ornaments and old photographs.
木造の店内は、狭い長方形の空間のほとんどがカウンターで占められており、瓶や装飾品、古い写真などが並ぶ棚に向かい合うようにお客が立つ。

The remaining wall space is pasted with beer posters whose faded, tattered appearance and retro-looking models reveal just how long they’ve been there.
残っている壁面には、色あせてボロボロのビールのポスターやレトロな模型が飾られ、長いことそこにあることが分かる。


tatter「ぼろ、ぼろ切れ、ぼろ服」。

The owner, Tetsuji Uozumi, a soft-spoken man with a warm smile, showed me and the Kaku-uchi Culture Study Group outing I’d joined a photo of his mother.
店主の魚住さんは、物腰が柔らかく温かい笑顔の持ち主で、私が参加した角打ち文化研究会で、お母さんの写真を見せてくれた。

She used to run the business, but after she passed away, Uozumi was left on his own.
ここは以前はお母さんの経営だったが、彼女が亡くなってからは魚住さん一人でやっている。

“I can just about support myself, but no one will take over after me,” he said.
「ギリギリ自活はできるけど、私の後を継いでくれる人はいないね」と彼。



色んな種類のお酒を小さな単位で個人に安く売ってくれる、そういう業態は昔はあまり無かったんですよね。

私が子供の頃は、お酒は酒屋が個人宅に配達するもので、家の片隅に配達用のビースケースが積まれていたのを覚えています。

多分、母が電話で注文すると、酒屋さんが家まで届けに来て、お代は毎月一括で精算する、そんな仕組みだったような?

そして酒屋さんは色々な販促グッズ、子供のいる家にはキャラクター物のコップとかお皿、ビールが好きな家にはビールジョッキなんかをくれるわけです。

そういうのが今結構、リサイクルショップとかでレトロ食器として売られているのを見かけます。

そんな時代は角打ちの、個人がフラリと入って少額でお酒を楽しめるというスタイルは貴重だったのかもしれません。

それが今はコンビニでも、スーパーでもお酒が買える時代。

となると角打ちは風情や情緒、人との触れ合いなど、お酒以外の何かを提供しないと生き残れなくなりますよね。

世知辛いですけどね・・・。


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