先日から「Dunbar’s number: Why we can only maintain 150 relationships -「ダンバー数:人脈の限界は150人?」を読んでいます。
・「ダンバー数:人脈の限界は150人?」(1)
・「ダンバー数:人脈の限界は150人?」(2)
・「ダンバー数:人脈の限界は150人?」(3)
・「ダンバー数:人脈の限界は150人?」(4)
・「ダンバー数:人脈の限界は150人?」(5)
・「ダンバー数:人脈の限界は150人?」(6)
・「ダンバー数:人脈の限界は150人?」(7)
・「ダンバー数:人脈の限界は150人?」(8)
Thus far, the research of Dunbar and colleagues on online relationships suggests that these are similar to offline relationships in terms of numerical restrictions.
これまでのところ、オンライン恋愛に関するダンバーらの研究は、数値的な制約という点ではオフライン恋愛と同様であることを示唆している。
“When people looked at the structure of online gaming world, they get virtually the same layers as we get in all of the other contexts,” he says.
「オンラインゲーム界の構造を見てみると、他の全ての状況でのそれとほぼ同じ層があります」と彼。
“And it just looks as though it’s the same design features of the human mind that are imposing constraints on the number of individuals you can kind of work with mentally at any one time.”
「そして、それは人間の心の設計上の特徴と同じで、一度に精神的に関われる個人の数に制約を課しているように見えます。」
constraint「強制、圧迫、束縛、制約するもの、窮屈な感じ、気がね」。
Dunbar and colleagues also have performed research on Facebook,
ダンバーと同僚らは、フェイスブックでも研究を行っており
using factors like the number of groups in common and private messages sent to map the number of ties against the strength of those ties.
共通のグループ数やプライベートメッセージの送信数といった要素を用いて、関わりの強さに対する繋がりの数をマッピングしている
When people have more than 150 friends on Facebook or 150 followers on Twitter,
フェイスブックの友達が150人以上、ツイッターのフォロワーが150人以上というのは、
Dunbar argues, these represent the normal outer layers of contacts (or the low-stakes connections): the 500 and 1500.
通常の人脈の外側の層(あるいは利害関係の低い人脈)である500人と1500人を表しているとダンバーは主張する。
For most people, intimacy may just not be possible beyond 150 connections.
ほとんどの人にとって、親密な繋がりが150を超えることは不可能なのかもしれない。
“These digital media – and I’m including telephones in there – are really just providing you with another mechanism for contacting friends,” Dunbar says.
「これらのデジタルメディアは、電話も含めてですが、友人と連絡を取るための別の手段を提供しているにすぎません」とダンバーは言う。
たくさんのフレンドやフォロワーが居る場合、それは親密な関係の外側の層を含んだ数字であって、やはり人が本当に親密に関われるのは150人前後だというのがダンバー氏の主張なんですね。
まあ体感としてそれは分かる気がします。
SNS上の数はあくまでライトな繋がりの数であって、その人が深く関わっている人の数ではないんですよね。
コメントや絵文字は数秒で送れるメッセージであり、軽いやりとり。
それも楽しいものですが、たまに何のためにこれをやっているのか・・・と思う時はあります(笑)。
理由は単純明快!「少ないコストでしっかり楽しく学べるから」。
私自身の経験(高機能でビックリ)をびっしり書いていますので、良かったら読んでみてください。
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