ホワイトカラー シーズン2 第7話より:
out of practice
腕がなまった(技術がサビついた)
引き続き、駐車場でたまたま見つけた他人のランボルギーニを動かそうと
ピーターとフランクリンが格闘中の場面です。
ピーターはニールに、フランクリンは元カノに、
それぞれランボルギーニの攻略法を尋ねているわけですが
何故か「どちらが先にエンジンをかけられるか」競争のような体になってきます。
結局、ニールのある方法によって、ピーターの方が先にエンジンをかけるのに成功します。
早速車に飛び乗って、何とかデカードから逃れた二人でしたが
そこでフランクリンが負け惜しみのように言った一言が、今回のフレーズです。
out of practice は「腕がなまった、サビついた」という意味で
ある分野に長けていた人が、しばらくその現場を離れたせいで腕が鈍った、
というような状況を表します。
実はフランクリンの元カノは、かつては名うての高級車窃盗犯だった過去があり
現在は更生して、一般市民として働いているという身の上。
つまり昔の彼女なら楽勝だったろうけど、今はカタギだから、というわけですね。
ここでのやり取りはこんな風になっています。
My C.I. beat your C.I.
こちらのC.I.(ニール)が君のC.I.を倒したな。(ピーター)
Yeah, well, mine’s out of practice.
ああ、まあこちらのC.I.(元カノ)は、腕がなまったからね。(フランクリン)
この会話に出てくる C.I.とは、criminal informants の略で
「犯罪・刑事事件に関する情報提供者」の意味です。
ピーターにとってのニールと、フランクリンにとっての元カノは2人とも
FBI捜査官という彼らの立場から見れば、
お互いにとっての C.I.であるので、こうした会話になっています。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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