ホワイトカラー シーズン2 第10話より:

Thanks for the shotgun marriage.
じゃあね、旦那様。


ラーセンの策略によって、FBIのバッジと銃を奪われてしまったピーターは
それでもニールたちの協力を得て、独自にラーセンを逮捕に追い込むことにした。

捜査を進めていくうちに、
ラーセンが何らかの密輸に関わっていることを突き止めたピーター。

彼を逮捕に追い込むべく
同じく密輸に関わっているとみられる、ナイジェリアの王子・ビラルとの接触を試みる。

ハイソサエティに属するビラルと接触するために
ピーターとニールは、保険会社スターリングボッシュの調査員・サラに協力を仰ぎ
高級ヨットクラブに潜り込むことに成功する。

そこでニールに頼まれて、即興で彼の妻役を演じたサラが
別れ際に言ったセリフが今回のフレーズです。

ここに出てくる shotgun marriage は、本来は「できちゃった婚」のことで
言葉の由来は、ウソかマコトかその昔、若い娘さんを妊娠させてしまった男性に、
娘の父親がショットガンを突きつけて結婚を迫ったから・・・という説があります。

現代では shotgun marriage は「できちゃった婚」という解釈が一般的なようですが
サラの使い方から察するに、もしかすると強制結婚とか、本意ではない結婚、
という意味合いも含まれる表現にも思えます。

実際このエピソードでは、前フリとしてサラはニールに頼み込まれて、
しぶしぶ妻役を引き受ける・・・という流れになっています。

これがサラからすると本意ではない結婚、shotgun marriage だったからこそ
皮肉とジョークを込めた、このセリフが活きてくるように感じました。

一方サラのセリフに、ニールは Anytime.「いつでもどうぞ」と答えています。

結構この2人、気が合いそうですよね。

私の英語リスニングの相棒です

nullこの英会話例文コーナーでは、私自身が色々な英語番組を見ながら、役に立ちそうなフレーズ、気に入った英会話例文などをご紹介しています。
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。

ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。

そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。

「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。

私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。

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