ホワイトカラー シーズン2 第16話より:
One person’s tragedy is another person’s excitement.
人の不幸は蜜の味
モジーはニールの部屋で、海底に沈んだUボートを探知するための
フラクタル・アンテナを組み立てていた。
そこに最近ニールと良い雰囲気の保険調査員・サラがやってくる。
ニールと部屋で待ち合わせをしているという彼女に対して
モジーは「ニールと付き合うのはやめた方がいい、上手くいかない」と警告する。
今回のフレーズは、そんな2人のやりとりで登場します。
It’s exciting, slightly erotic.
(ニールのような男は)ドキドキさせられるだろうし、官能的だろ。
But with guys like us, you find yourself always trying to stay a step ahead.
でも俺たちみたいな男と付き合うと、いつも君が追うはめになるんだぜ。
You relax once, let down your guard, and it all goes away.
一旦ホッとして気を抜くと、すぐに壊れちまうのさ。(モジー)
You paint a very tragic picture.
悲劇的な結末なのね。(サラ)
One person’s tragedy is another person’s excitement.
「人の不幸は蜜の味」って言うだろう。(モジー)
今回のセリフは「人の不幸は蜜の味」と訳されていますが
このモジーのセリフを直訳すると「人の不幸は他人の娯楽(興奮)」という感じで
これは恐らくモジーの造語を、日本でこのように翻訳されたのだと思います。
本来の、この諺に対応するイディオムとしては
Other people’s misfortune tastes like honey.
人の不運は蜜の味。
Schadenfreude
人の不幸を楽しむ心
この2つ目の Schadenfreude(シャーデンフロイデ)は、ドイツ語が語源の言葉で
今回初めて知った言葉ですが、新聞などでよく使われる表現のようです。
「人の不幸は蜜の味」を調べてみると、大抵の国に対応する言葉があるようで
これはやはり人間の性とも言える感情なのかもしれませんね。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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