ホワイトカラー シーズン3 第1話より:
Door is open anytime.
いつでも歓迎するよ。
ニールとモジーの巧みなすり替え技が成功したおかげで
ギャラリーからの鑑定結果は「シロ」だったと、妻からピーターに知らせが入る。
これでひとまずニールに対する疑念を振り払うことが出来て、
ホッとするピーター夫妻。
ピーターはニールの部屋を訪ねて、今回のことは悪かったと仲直りを申し出た。
そしてふと部屋を見回すと、
自分が爆破現場で見つけた燃えさしと同じ絵があるのを見つけ、
やはり自分の疑念は勘違いだったのかと困惑するピーター。
だがその絵は実は、ピーターが見に来ることを予測して
ニール同じ物を書き直した作品であった。
今回のセリフは、ピーターが部屋を去っていく際に、ニールがかけた言葉です。
Door is open anytime は直訳すると「いつでもドアは開いている」、
それが転じて「いつでも歓迎します」となり
My door is open.
遠慮せず声をかけてね。
こんな言い方もあります。
前から欧米と日本では、ドアに対する意味合いに違いがあるような気がしていて
これはイギリスで気づいたことなんですが、
向こうのドアは多くの場合、内側に開くようになっていて
外側に開く日本とは逆の家が多かったんです。
何でだろう、と不思議に思っていたんですが
それはドアが含む意味合いが日本とは違うせいだと、何かの本で読んだことがあります。
つまり欧米の建物のドアというのは、歴史的に他国との争いや略奪行為が多かったせいで
警戒心や、よそ者との境界線の象徴のようなところがあって
誰かが来たら、まず少しだけドアを開けて、
外の人間を確認してから開けるか閉めるか決める。
そのためには内向きに開く方式でないと、
敵だった場合、ピシャリとすばやく閉められない、というようなことでした。
これがもし日本のように外側に開くドアだと、
敵だと認識したときには
もう相手がこじ開けられるくらいドアが大きく開いてしまうわけです。
この本で読んだ考察が本当かどうかは分かりませんが、
今回のようなイディオムがあるということは
ドアがよそ者との境界線という説も、あながち間違いではないのかなという気がします。
私の英語リスニングの相棒です
主にドラマ、映画、ドキュメンタリーなどから活きたフレーズを拾うよう心がけていますので、教則本にあるような味気ない文章ではなく、本当に今からすぐに使えるフレーズばかりです。
ただしそういった英語番組では通常、英語字幕はありませんので、フレーズは全て私自身の耳で拾っています。
そして、その書き起こしを陰で支えてくれているのが「リスニングパワー」です。
「リスニングパワー」は、従来の会話文を聞いて耳を慣らすという方法ではなく、英語と日本語の周波数に注目し、英語を聞き取りやすい耳を開発するというコンセプトで作られたリスニング教材で、これは英文を暗記して覚えるようなものではなく、日本人が英語を正確に聞き取れない最大の要因である「英語にあって日本語にない音の周波数」を聞き取る訓練をするというものです。
その最大の特徴は2~3週間という短期間でも効果を得やすいことです。
そのためハリウッド進出を果たした多くの日本人俳優・女優さんの間でも、英語力の強化法として「リスニングパワー」が採用されているほどです。
私自身、このコーナーのための書き起こしをする前に、5~10分ほど「リスニングパワー」を聞くようにしていますが、以前より正確に、より早く英文を聞き取れるようになったと思います。
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